伊シチリア島エトナ山で噴火あいつぐ「3つの火口が活発化!」
約1年ぶりに活動を再開したイタリア・シチリア半島のエトナ山では先週末、比較的若い南東側の火口でストロンボリ式噴火が相次いで発生し、観光客を喜ばせている。
エトナ山では昨年6月の小規模噴火を最後に沈静化が続いていたが、先月下旬、14カ月ぶりに活動を再開。標高3324メートルの山頂には、最大のボッカ・ヌォーバ火口をはじめとする複数の火口が存在するが、ほぼ同時期に火口内部から爆発音が鳴り響いたり、噴石の飛散などの火山現象が観測されている。
今月3日には、昨年1月から4月にかけて断続的な噴火と溶岩の噴出を繰り返していた南東火口から、マグマを高く噴き上げるストロンボリ式噴火が発生。噴火は5日にかけて続き、ふもとの町からも噴煙がはっきり見えた。
エトナ山は長靴の形をしたイタリア半島のつま先に位置するシチリア島の火山で、紀元前2世紀からひんぱんに噴火や溶岩流出を繰り返し、17世紀にはふもとの村落が全滅し、1万人が死亡した歴史を持つ。現在ではそれを逆手にとって、火山活動を観光資源の一部にしている
2018年08月06日 11時53分 ハザードラボ
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25927.html
約1年ぶりに活動を再開したイタリア・シチリア半島のエトナ山では先週末、比較的若い南東側の火口でストロンボリ式噴火が相次いで発生し、観光客を喜ばせている。
エトナ山では昨年6月の小規模噴火を最後に沈静化が続いていたが、先月下旬、14カ月ぶりに活動を再開。標高3324メートルの山頂には、最大のボッカ・ヌォーバ火口をはじめとする複数の火口が存在するが、ほぼ同時期に火口内部から爆発音が鳴り響いたり、噴石の飛散などの火山現象が観測されている。
今月3日には、昨年1月から4月にかけて断続的な噴火と溶岩の噴出を繰り返していた南東火口から、マグマを高く噴き上げるストロンボリ式噴火が発生。噴火は5日にかけて続き、ふもとの町からも噴煙がはっきり見えた。
エトナ山は長靴の形をしたイタリア半島のつま先に位置するシチリア島の火山で、紀元前2世紀からひんぱんに噴火や溶岩流出を繰り返し、17世紀にはふもとの村落が全滅し、1万人が死亡した歴史を持つ。現在ではそれを逆手にとって、火山活動を観光資源の一部にしている
2018年08月06日 11時53分 ハザードラボ
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25927.html