【5月30日 AFP】(写真追加)ウクライナの首都キエフで29日、
ロシア人ジャーナリストが銃撃を受けて死亡した。ウクライナ警察が明らかにした。
被害者は反体制派メディアに寄稿し、
ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対する痛烈批判を展開していた。
亡くなったのはアルカディ・バブチェンコ(Arkadi Babchenko)氏(41)。
警察がAFPに明かしたところによると、バブチェンコ氏は自宅アパートの建物内で銃撃されたという。
警察報道官の話では、銃声を聞いた妻が血を流しているバブチェンコ氏を発見。
病院へ救急搬送中に息を引き取ったという。
同僚のジャーナリストの一人はフェイスブック(Facebook)に、
「アルカディ・バブチェンコ氏は買い物を終えて帰宅した際、
自宅建物内の階段で背後から3発の銃弾を受けて死亡した」と投稿。
この同僚によると、バブチェンコ氏はウクライナ民放ATRで過去1年間、番組司会者を務めていたという。
反プーチン派の同氏はロシア国内で脅迫を受け、まずチェコの首都プラハに転居。
その後キエフに移住していた。(c)AFP
画像:アルカディ・バブチェンコ
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3176477