ベルギー南部リエージュで29日、男が巡回中の警察官に発砲し、少なくとも計3人が死亡した。
公共放送RTBFは、イスラム過激派による犯行の可能性が強いと報じた。
同放送によると、警察官を射殺する直前、
容疑者の男がアラビア語で「神は偉大なり」と叫んだという証言があるという。
地元メディアによると、事件は政府機関や飲食店が集中するリエージュの大通りで発生した。
容疑者はカフェ付近にいた2人の警官を射殺。付近で車を運転していた民間人も巻き込まれて死亡した。
容疑者はその後、道路沿いの高校に向かい、学校職員の女性一人を人質にとって付近のビルに立て籠もった。
約30分後、容疑者は警察官に射たれ、その場で死亡した。
リエージュはベルギー第4の都市で、日本人に人気のベルギー・ワッフルの発祥地。
中世の面影を残す教会や修道院が多く、観光客にも人気がある。
産経ニュース
https://www.sankei.com/world/news/180529/wor1805290028-n1.html