日立製作所が計画している英国での原子力発電所の建設事業を巡り、日立と英国政府の協議が週内にも決着し、
早ければ月内に合意する見通しとなった。
関係筋が明らかにした。総事業費は3兆円超で、英国側が2兆円超を融資する異例の支援体制を取る。
日立は公的な支援を強く求めており、原発推進にかじを切る英国が日立側に譲歩する形となる。
日立が計画しているのは、グレートブリテン島中西部のアングルシー島にある原発2基で、
2020年代前半の運転開始を目指す。週内にも英国政府と合意文書を交わし、
今月末の取締役会で事業計画を正式決定する方向だ。英国政府も、同時期に発表するとみられる。
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読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180516-OYT1T50134.html