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2018/01/23(火) 10:00:51.32ID:CAP_USERフィリピン火山地震研究所は22日、ルソン地方アルバイ州のマヨン山(2463メートル)の警戒レベルを「危険な噴火が数日内に起こる可能性がある」とするレベル4に引き上げ、山頂から半径8キロ圏内の住民に避難を呼び掛けた。国家災害対策本部によると、既に2万5千人以上が避難している。
比火山地震研究所のソリドゥム所長は今後も活発な火山活動が続くとの見方を示し、大規模噴火が起こる「シナリオもある」と語った。
警戒レベル引き上げについて所長は「危険なのは火砕流と火山泥流だ」と指摘。特に水とともに岩石や土砂が流れ落ちる火山泥流は「大規模噴火がなくても大雨などにより発生する恐れがある」と注意を呼び掛けた。
1993年の噴火では火砕流などにより住民77人が死亡。2006年11月に台風レミン(21号)の豪雨によってマヨン山麓で発生した泥流では、死者・行方不明者1200人以上の犠牲を生んでいる。
国家災害対策本部によると、マヨン山では現在、火口から溶岩が500メートル吹き上がり、噴煙は火口から1300メートルの高さにまで達している。
アルバイ州のビチャラ知事は同日、同州全域での休校を宣言。比民間航空局は同州内のレガスピ空港を一時閉鎖した。
マヨン山は1616年以降、50回以上の大規模噴火が確認されている。近年最大となった198
4年の噴火の際は、危険地域が半径11キロに設定された。(森永亨)
まにら新聞
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