0001しじみ ★
2018/01/22(月) 16:34:44.30ID:CAP_USERタイ南部の都市ヤラ(Yala)の市場で22日朝、
バイクを使った爆弾攻撃があり、民間人3人が死亡、19人が負傷した。地元警察当局が明らかにした。
匿名を条件に取材に応じた警察官は、
「容疑者が繁華街の屋台の前に駐車したバイクが爆発し、民間人3人が死亡、他19人が負傷した」と述べた。
ヤラ繁華街で死傷者が出るほどの大規模な攻撃は2年ぶりだという。
イスラム教徒が多く住むヤラ県は政情が不安定だが、ここ数か月は攻撃は起きていなかった。
マレーシアと国境を接するタイ深南部(Deep South)は独自の文化を持ち、
中央政府に反発する武装勢力によるとみられる攻撃で2004年以降、民間人を中心に7000人近くの死者を出している。
ただ、和平交渉の進展と軍事政権の治安対策強化を受け、2017年は武力衝突による死者がこの13年間で最も少なかった。
22日に爆弾攻撃を受けた朝市は、仏教徒とイスラム教徒の双方に人気が高い。
武装勢力が数か月ぶりに民間人を狙った攻撃を仕掛けたとみられ、
武装勢力側が方針を変更した可能性がある。
マレー(Malay)系住民が住む深南部は、約100年前にタイを支配下に置いた。
以来、数十年にわたって自治拡大を求める民族武装勢力との対立が続き、
2004年に大規模な武力衝突に発展した。(c)AFP
画像:タイ南部ヤラ県で、バイクを使った爆弾攻撃を受けた市場の現場検証を行う科学捜査班(2018年1月22日撮影)
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3159430