首相が子犬を閣僚に買い与えたのは違法行為か、市民団体が指摘
汚職問題などに取り組んでいる市民団体「タイ護憲協会」のシースワン事務局長はこのほど、プラユット首相が腐敗防止制圧法に違反したとして国家汚職制圧委員会(NACC)に訴え出る考えを明らかにした。
同法では政治任用職にある者は3000バーツを超える贈り物を受け取ってはならないとされている。だが、プラユット首相は昨年12月25日にピサヌローク県を訪れた際、地元のドッグブリーダーから購入した子犬をアヌポン内相とチャチャイ副首相にそれぞれ1頭ずつプレゼント。子犬の定価は1頭6000バーツだったが、首相はブリーダーを激励しようと定価以上の金額で購入したという。
同事務局長は、「これはささいなことではない。首相が正しいことをしなければ、公務員に示しがつかない」と指摘している。
バンコク週報
https://www.bangkokshuho.com/single-post/2018/01/03/thaipolitics2
汚職問題などに取り組んでいる市民団体「タイ護憲協会」のシースワン事務局長はこのほど、プラユット首相が腐敗防止制圧法に違反したとして国家汚職制圧委員会(NACC)に訴え出る考えを明らかにした。
同法では政治任用職にある者は3000バーツを超える贈り物を受け取ってはならないとされている。だが、プラユット首相は昨年12月25日にピサヌローク県を訪れた際、地元のドッグブリーダーから購入した子犬をアヌポン内相とチャチャイ副首相にそれぞれ1頭ずつプレゼント。子犬の定価は1頭6000バーツだったが、首相はブリーダーを激励しようと定価以上の金額で購入したという。
同事務局長は、「これはささいなことではない。首相が正しいことをしなければ、公務員に示しがつかない」と指摘している。
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