政府に大規模サイバー攻撃＝ウクライナ−世界各地でも被害か
【モスクワ時事】ウクライナで２７日、政府や銀行などを狙ったサイバー攻撃が相次ぎ、政府のコンピューターネットワークがまひした。復旧には数日かかる見通し。
ロゼンコ副首相はフェイスブックに、エラーメッセージが表示された政府のコンピューターの写真を投稿し「ネットワークがダウンした」と書き込んだ。複数の銀行でも業務が困難な状況になった。
報道によれば、首都キエフの空港や国営航空企業アントノフ、電力会社なども攻撃を受けた。ロシアでも国営石油会社ロスネフチがサイバー攻撃を受けたが、関連性は不明。
サイバー攻撃の発信元は明らかになっていない。ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は、５月に世界各地で起きたサイバー攻撃で使われた「ランサム（身代金）ウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスの一種が今回も使用されたと指摘した。ロイター通信は、スイス政府の情報として、ランサムウエアの一種「Ｐｅｔｙａ」が使われた可能性があると報じている。
ウクライナでは２０１５年末に大規模な停電があり、米メディアによれば、米情報当局はロシア軍の関与を指摘した。
一方、ロイター通信は２７日、世界の他の地域でもサイバー攻撃が起きている疑いがあると伝えた。スイス政府が英国やインドでの発生を指摘したほか、オランダでも民間企業の被害が伝えられたが、いずれもウクライナやロシアの騒ぎとの関係は分かっていない。ＡＦＰ通信は、フランスやデンマークの企業からも被害の報告があると報じた。（2017/06/28-00:59）
▽引用元：時事ドットコム 2017/06/28-00:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062701316&g=int
【モスクワ時事】ウクライナで２７日、政府や銀行などを狙ったサイバー攻撃が相次ぎ、政府のコンピューターネットワークがまひした。復旧には数日かかる見通し。
ロゼンコ副首相はフェイスブックに、エラーメッセージが表示された政府のコンピューターの写真を投稿し「ネットワークがダウンした」と書き込んだ。複数の銀行でも業務が困難な状況になった。
報道によれば、首都キエフの空港や国営航空企業アントノフ、電力会社なども攻撃を受けた。ロシアでも国営石油会社ロスネフチがサイバー攻撃を受けたが、関連性は不明。
サイバー攻撃の発信元は明らかになっていない。ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は、５月に世界各地で起きたサイバー攻撃で使われた「ランサム（身代金）ウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスの一種が今回も使用されたと指摘した。ロイター通信は、スイス政府の情報として、ランサムウエアの一種「Ｐｅｔｙａ」が使われた可能性があると報じている。
ウクライナでは２０１５年末に大規模な停電があり、米メディアによれば、米情報当局はロシア軍の関与を指摘した。
一方、ロイター通信は２７日、世界の他の地域でもサイバー攻撃が起きている疑いがあると伝えた。スイス政府が英国やインドでの発生を指摘したほか、オランダでも民間企業の被害が伝えられたが、いずれもウクライナやロシアの騒ぎとの関係は分かっていない。ＡＦＰ通信は、フランスやデンマークの企業からも被害の報告があると報じた。（2017/06/28-00:59）
▽引用元：時事ドットコム 2017/06/28-00:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062701316&g=int
