>>116 あくまで私の考える現代文の本質です。
現代文は文字として書かれた内容を正確かつリアルに想像・把握できるかがその本質だと考えています。
そこから更に発展させて、それを記述することまでできるようになればベストですがセンター試験では不要ですね。
文章の内容を深く理解するため、その文章が書かれた時代背景は必ず話します。
重要なワードが出てこれば、日本史、世界史、地理、宗教、芸術、芸能、社会通念、政治、経済、法律、医学、科学など、私の語彙・知識の許す限りの側面から説明します。
生徒の興味の方向性はそれぞれ異なりますから、そのどの話しかが生徒の頭に残り思い出してくれればいいと思います。
例えば「近代科学技術」というワードが出てこれば、「近代」とは何かを西欧と東洋での現れの相違、出現の経緯、宗教的背景、分野ごとでの現れ方、現在の通説的考え、筆者の考えとの距離感なども時間が許せば説明しますね。飽きさせないよう面白い話しを交えつつ。
私はこのような話しは文章を読むための予備知識と考えており、これを多く蓄えることによって現代文の本質に近づく、すなわち文章の内容を素早く正確に理解できるようになると考えています。
あなたは予備校や高校の先生と科目の本質について語りあったことはあるのですか?
私は様々な先生と話しをしましたが、人気の講師は必ずその科目の本質に迫ろうとし、それを伝えるための授業の工夫をされていましたよ。
逆につまらない授業をする先生は何も考えてないですね。ただ、その科目について話してるだけです。
では、あなたの考える理科という科目の本質とはどのようなものでしょう?
どのようなことを伝えたくて教師という職業に就くのですか?