秋田県の能代消防署の男性消防士(20)が4月、普通免許取得から
2年以上たっていないのに赤色灯とサイレンを使って緊急走行し、道路交通法に
違反していたことが、能代山本広域消防本部への取材で分かった。
同消防本部によると、男性消防士は4月4日、能代市内で広報車を一人で運転中、
八峰町での住宅火災発生を無線で知り、緊急走行で現場に向かった。
違法性を認識していたが、「行かなくてはいけないという気持ちに駆られた」と話しているという。
同消防本部は「懲戒処分にあたらないため公表しなかった。
再発防止のため若手職員に教育している」としている。