元自民党幹事長の古賀誠さん(82)が20日、福岡県大牟田市で講演し「日本が戦後77年戦争に巻き込まれなかったことは事実。憲法9条を手放してはいけない」と持論の9条堅持を訴えた。
古賀さんは出征した父がフィリピンのレイテ島で戦死している。講演は市民団体「大牟田の空襲を記録する会」の設立50周年記念事業で、自民党議員や護憲派の九条の会メンバーなど約270人が参加した。
古賀さんは日中戦争と太平洋戦争で日本人約310万人が亡くなったことに触れ、「たくさんの涙があって9条がある。安倍元首相は『自衛隊を明記しても何も変わらない』と言ったが、変わらないなら書く必要はない」と述べた。
参加した古賀さんの後継者で衆院福岡7区(大牟田市など)選出の藤丸敏・副内閣相は「9条は手をつけず、自衛隊は内閣の職務を定めた73条に明記することを党内で提案していく」と話した。
古賀さんは出征した父がフィリピンのレイテ島で戦死している。講演は市民団体「大牟田の空襲を記録する会」の設立50周年記念事業で、自民党議員や護憲派の九条の会メンバーなど約270人が参加した。
古賀さんは日中戦争と太平洋戦争で日本人約310万人が亡くなったことに触れ、「たくさんの涙があって9条がある。安倍元首相は『自衛隊を明記しても何も変わらない』と言ったが、変わらないなら書く必要はない」と述べた。
参加した古賀さんの後継者で衆院福岡7区(大牟田市など)選出の藤丸敏・副内閣相は「9条は手をつけず、自衛隊は内閣の職務を定めた73条に明記することを党内で提案していく」と話した。