小学3年くらいのときに不審者に話しかけられた。
んで親に、「もし話しかけられたら親はいないって言いなさい。」言われた。だからそう言ったら…
不審者「君…お母さんがいま病院に運ばれて…早く行かんとあぶないよ…」
ありがちなやつだった。
自分「え、お母さん…?ほんとに…?」
不審者「ほんとだよ…はやく行かないと…ハァハァ」
自分「お母さんは…いないんですけど…」
不審者「え?」
自分「自分は顔知らないです。お父さんが見せてくれなくて…会いたいなって…思って…グスッ」
不審者「お、おう…なんでおらんのや」
自分「病気で死んじゃったみたいで…(はよどっかいってくれんかな)」
不審者「………」
※あまりにも昔だから会話はあいまいではあるかもしれません。
自分「だからいないし…顔も…」
って言って不審者みたら目が潤んでてw🥺
これはチャンスだと思いまして、
自分「お父さんもこんな話するなって言われてたんですけど…ごめんなさい…ウルウル」
不審者号泣してた。自分も作り話と知ってて泣きそうになったw
不審者「もういい…もういいから…ごめんなぁ…ポロポロ
悪かったなぁ…こんな話させて…」
今考えたらかなりピュアな人だったのかもしれない。
自分「いや…大丈夫です、だからこういう理由があるからお母さんはいないんです…」
不審者「そうか、そうか ナデ俺も親死んでるからそんなん良くわかるわ…」
「ほんまにすまんな。」
自分(逃げたい…)
不審者「ならお父さんとずっとふたりか…?」
自分「え?、あ…はい…」
不審者「そうか…ならこれバレずに持っとけ」
地味にくしゃくしゃな1000円札だった。
不審者「ほなな…親は大事にしろよ…」
自分「あ、はい」
どっかいった。って話。
あとで学校でも聞くことになるけどその不審者
自首?というか捕まったよって話を先生にされた。
そっからずーっと会ってないけど元気にしてるかな号泣不審者
一応嘘ではないです!号泣した人はほんとに泣いてた。
っていう短い話でした。