とある女性の話…
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
でもここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
最初はよ〜く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん〜…ん〜ん〜…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーーー」
って。
かつてイラクの危険地帯に足を踏み入れて拷問され殺害された香田さんの遺体からは眼球に針を刺し込まれた形跡があった
すごい怖い気分になった後とか
大きなストレスを感じた日の夜に一本道の長い廊下の夢をよくみるんだよ
窓の外は光が何もないぐらいに真っ黒で、廊下は常夜灯みたいな弱い光で等間隔に照らされている
理由もわからないんだけど夢の中の俺はすごく怯えてて、
絶対に後ろを振り向かないように、出口を探してその廊下を速足で歩き続ける夢
ほんとになんとなく、その夢の中で振り向いてしまったり出口を見つけたら俺死ぬんじゃないかなって思ってるんだけど
なんとなくそんな夢を見たい気分なの個人的に
さっきの話なんだけど
トイレ行ってションベン流してふと顔を上げたら窓からでけえGが入って来た
有名な桂きん枝(現 桂小文枝)の話
京都花月があった時代に先輩と二人で京都の祇園町に飲みに行ったらそこで出会った女性と意気投合したので女性から「今晩泊まりにおいでよ」と言われました。
せっかくの誘いなので男女二人ずつの4人でお泊りをしました。その泊まった日から暫く経って、今度は大阪の方に遊びにおいでよという事になり大阪のホテルに一緒に泊まったりなどもしていた。
そこから1〜2ヵ月して、楽屋に警察官が来て写真を見せながら「この女性を知っていますか?」と聞かれました。
その写真に写っていたのは京都で意気投合して一緒に遊んでいた女性だったので「ええ、知っています。最近会っていないので今どうしているかはよくわからないですけどね。えっどうしたんですか?」と聞きました。
警察官は「実はお店でお客さんからお金を借りていて、それが返せなくなったので貸してくれていた人を殺してしまった」と言いました。
警察の情報網はすごくて、さらに「あなた達はこの事件があった時期に彼女たちのお部屋に行ったでしょ?」と言いました。すると、きん枝さんは「ええ、行きました」と正直に答えました。
警察官は「ちょうどその時にね、押し入れの上にその死体を隠していたんですよ」と言いました。
ああちょっとダメだわ
こんなことするんじゃなかった