後ろの人、新宿古着屋ワタナベです…ダイバクショウしてやってくださいダイバクショウ
「違うんです・・・後ろから・・・だれか・・・」
「・・・えっ・・・」
「後ろから・・誰かが・・・お尻を・・・」
「いえ・・・僕は何も・・・」
「だから・・・違うんです・・・誰かが・・・私のお尻を触ってるんです・・・」
淑恵は恥ずかしさで消え入りそうになる程の微かな声で、真一に救いを求めた。
真一はやっと淑恵の置かれている状況を飲み込み、自由になっている右手を淑恵を抱えるように背後に回すと淑恵の尻に向かわせた。
真一の手が淑恵の尻に近づくと何かに触れた。
淑恵のスコートに潜り込んでいた無骨な手が、柔らかな淑恵の尻の肉を撫で回しスコートの下のパンティの下に侵入しようとしていた。
真一はその侵入者の手首を掴み捻り上げる。
淑恵の背後に立っていたスーツ姿の中年男性が苦痛に顔を歪めた。
真一はその中年の男を睨み付けると、更にその掴んだ手首を捻り上げた。
中年の男が真一に向かって観念したように目線を合わせると、真一はその捻り上げていた手首を開放した。
中年の男は顔を隠すように俯き、狭い車内で背を向けるた。
「・・・もう・・・大丈夫ですから・・・」
「・・・ど・・・どうも・・・すいません・・・でも・・・又・・・」
「大丈夫・・・私が手でガードしておきますから・・・」
「・・・はい・・・」
淑恵が恥ずかしそうに真一の胸に顔を埋める。
先程の中年の男が真一から逃れるように狭い車内を移動していく。
「・・・やつ、逃げて行きますよ・・・どうします・・・」
「・・・恥ずかしいから・・・騒ぎを大きくしないで下さい・・・」
「・・でも、・・・・」
「・・・いいんです・・・」
痴漢という卑劣な行為に、いつも女性はその屈せざるを得ない事に正義感の強い真一は苛立ったが、淑恵に逆らって事を大袈裟に出来なかった。
「・・・わかりました・・・」
あの男が窮屈な車内を移動していった為、周りの人が身の行き場を無くし、今度は逆に、淑恵の尻をガードしている真一の手が淑恵の尻をスコートの上から掴むように押し付けられていく。
「・・あっ・・・すいません・・・」
「・・・えっ・・・い・・いいんです・・・」
真一に手の平に柔らかな淑恵の尻の感触が伝わり、今まで以上に真一の股間の物が淑恵の股間を刺激していく。
淑恵は真一の股間の物の変化を察知し、淑恵はそれを避けようを腰を動かすが、逆にその刺激が真一の股間を更に刺激してしまった。
「・・・す・・・すいません・・・そ・・・そんなつもりじゃ・・・ないんですけど・・・」
「・・・い・・・いいえ・・・私の方こそ・・・御免なさい・・・」
真一は、淑恵が真一の股間の物から逃れようと腰を動かす度にビクビkと痙攣する股間の物を抑える事が出来なかった。
淑恵は、真一との密着を遮る唯一の右手に、真一の頭をもたげた熱い物が触れた。
「・・・あっ・・・」
「・・・す・・・すいません・・・どうにもこうにも・・・」
真一は冷や汗をかきながら淑恵に対する言い訳を考えたが、気持ちだけが焦り言葉が浮かばない。
「・・・ご主人って・・・逞しい方なんですね・・・」