バン!
サターニャ「来てやったわよガヴリール!」
ガヴリール「呼んでないから帰れ。私はネトゲで忙しい」カタカタ
サターニャ「ふっふっふ……今日は凄いものを持ってきたのよ」
ガヴリール「なんだよ凄いものって」
サターニャ「これを見なさいっ!」ドーン
ガヴリール「……ッ!?」
サターニャ「どう?かっこいいでしょ!」ドヤァ
ガヴリール(これ……双頭ディルドじゃん!!)
サターニャ「相当驚いてるようねぇ、双頭だけに」ドヤァ
ガヴリール「お前これ何に使う物か知ってるのか……?」
サターニャ「へ?そういえば何も説明無かったわね。なんかかっこいいから買っちゃった!」
サターニャ「とはいえ使い方がわからないとどうにもならないわね…」
ガヴリール「お前私以上に無駄な買い物してんな…」
サターニャ「箱に説明書入ってないか見てくるわ!」ガチャ タタタタ
ガヴリール「あっ、おい! ここに置いていくなよ!」
ガヴリール「ったく…アホ悪魔め」
ガヴリール「ネトゲの続きやろっと」カチカチカチ
ガチャ
ヴィーネ「ガヴいるー? 宿題やる約束してたでしょ」
双頭ディルド『』
ヴィーネ(!?)
ガヴリール「おー、ネトゲ終わったらなー」
ヴィーネ(これは……………………)
ヴィーネ(私、誘われてるのかしら)
ラフィエル「ガヴちゃーん、遊びに来ちゃいましたー」ガチャ
ガヴリール「よしっ、回避バフかけてて良かった〜」カチカチカチ
ヴィーネ「……」
ラフィエル「あら? ヴィーネさんも遊びに来てたんで……」
双頭ディルド『』
ラフィエル「ンブフォ!?」
ヴィーネ「ラフィ……」
ラフィエル(ちょ、え、え!? これどういう状況ですか!?)
ヴィーネ「これ、私に入ると思う?」
ラフィエル「友人からそんな相談受けたくなかったです!」
ガチャ
サターニャ「ガヴリールー、やっぱ箱にも説明書入ってなかったんだけどー!」
ラフィエル「サターニャさん?」
ヴィーネ「どうしてここに……」
サターニャ「あれ?ヴィネットとラフィエルじゃない。どうしてって……」
サターニャ「こいつをガヴリールに使ってやろうと思ってたのよ」ヒョイ
双頭ディルド『』
ヴィーネ「!?」
ラフィエル「!?」
ラフィエル「どういう事ですか!? どういう事なんですか!!」
ヴィーネ「あああああんたいつからガヴとそんな関係になったのよ!」
サターニャ「そんな関係って…私とガヴリールは出会った時からこんな関係だったでしょ」
ヴィーネ「出会った……っ、時から……?」クラ
ラフィエル「ダメですダメですサターニャさん! だいたいそんな長いものガヴちゃんに使ったら壊れちゃいます! 使うなら私にしてください!」
サターニャ「あんたに使ったら報復が怖いじゃない!? そもそも私はガヴリールに使いたいんだってば!」
ラフィエル「あああああああああああああああ」
ヴィーネ「そう…初めから……じゃあ私、今まで独りよがりだったってこと……? もう、いいや……人間界とかいらないわよね……」ブツブツ
ガヴリール「んん…? うるさいな……」
ガヴリール「うおっ!? なんか増えてる!?」
ラフィエル「ふ、ふふ…ガヴちゃん…サターニャさんと、幸せになってくださいね……」
ガヴリール「ラフィ天使の輪っか真っ黒だけど大丈夫?」
…………
ガヴリール「とりあえず、バカーニャにお仕置きは済んだとして……」
サターニャ「なんで殴るのよぅ……」グス
ガヴリール「落ち着いたかお前ら」
ラフィエル「すみません。あともう一歩で堕ちるとこでした」
ヴィーネ「私魔王になりかけてたわ」
ガヴリール「全く、お前はいつもいつも面倒な事ばかり起こして」
サターニャ「ふーんだ」プイ
サターニャ「結局このアイテムどうやって使うかわからないじゃない。早く教えなさいよ!」
ガヴリール「ヴィーネとラフィ知ってるみたいだし聞いてみれば?」
ヴィーネ「ん? んんー? な、なんのことかしら」
ラフィエル「すみません、最近耳が遠くて…」
ガヴリール「へー、ふーん。そう」
ガヴリール「……まあ、サターニャもいい歳だし、そろそろ学んでいったほうがいいかもしれないな」
ラフィエル「ガヴちゃん、まさか……」
ガヴリール「特別に私が哀れな悪魔に導きの手を差し伸べてやろう」カタカタカタ カチッ
ヴィーネ「ちょ、ちょっとやだガヴ……嘘でしょ」
ガヴリール「ほらサターニャ。これがそのアイテムの使い方だ」
ガヴリール「お前には刺激が強いから少しずつ見るんだぞ」スッ
サターニャ「?」
サターニャ「……」
サターニャ「……」
サターニャ「………………………………」
サターニャ「…………な、なななな、」カァァ
サターニャ「なによこれええええええ!!?///」
サターニャ「ぐああああああああああああああああああああああああああ///」ジタバタジタバタ
ガヴリール「恥ずかしさでのたうち回ってるな」
ヴィーネ「いやまぁ、知らずとは言えこんなもの買っちゃったらそりゃこうなるでしょ…」
サターニャ「ちょ、やだ…嘘でしょ…えぇぇ〜?/// これ、ここに入れ……えぇぇぇ??///」
サターニャ「うああああああああああああ///」ゴロゴロゴロ
ヴィーネ「さっきから何回同じページ見返してんのよ」
ラフィエル「新しい扉は不思議と刺激がいっぱいですね〜」
ガヴリール「んで、これがお前が買った商品の取説ページな」カチカチ
サターニャ「なにこれ…双頭ドラゴンファイヤー……?」
ガヴリール「ん…ここのボタン押すと中から液体の媚薬が出てくるみたいだな」
サターニャ「……これかしら」ポチ
双頭ディルド『』ピュー
サターニャ「……あ、あうぅ///」プシュー
サターニャはバカだけど馬鹿ではないと思うから性知識はありそう
でも無いほうが面白い
ガヴリール「これでお前がどんなものを買ったのか分かったかサターニャ」
サターニャ「うぅぅ…………はい」
ラフィエル「サターニャさん、通販大好きですもんね」ニコニコ
ヴィーネ「全くもう、せっかくの仕送りを無駄づかいして。今後はよく考えて買いなさいよ」
ガヴリール「とっとと返品してこい」
サターニャ「う……あ、あの、これがどういうものかは分かったんだけど……」
ガヴリール「ん?」
サターニャ「分かった上で、その、言うんだけどね?」
サターニャ「えっと、あの……」
サターニャ「……私、ガヴリールにこれ、使ってみたい……」
ガヴリール「!?」
ヴィーネ「!?」
ラフィエル「!?」
双頭ディルド『』
完
俺も乗っ取りだから続きが欲しいなら他の人がさらに乗っ取ればいいと思うな!
どうでもいいけど保健体育習った女の子に双頭ディルド見せても分かりやすいデザインじゃなきゃ絶対何だか分からないよな
というかそういう物があるんだって事もきっと知らないよな