【ガヴリール宅】
サターニャ「ヴィネットぉー、おやつまだぁ?」
『いま用意してるから、もう少し待っててー』
サターニャ「はやくぅー」グデグデ
サターニャ「急がないと私寝ちゃうわよ〜」
サターニャ「あぁ〜、コタツ最高……気持ちいいー……」ヌクヌク
ガヴリール「お前、なんで誰よりもリラックスしてんだよ。ここ私の家だぞ」
サターニャ「ガヴリールの家なんてかしこまる必要ないもの」
ガヴリール「なんだと」
サターニャ「自宅のように扱ってやるわ」ゴロン
ガヴリール「こら寝そべるな。部屋が狭くなる」
サターニャ「ふふーんだ。床面積いっぱいに占拠しちゃうんだから」グデ-
ラフィエル「ケーキ切り分けましたよー。よいしょっと」フミッ
サターニャ「むぎゅっ!」
ラフィエル「あら? サターニャさん。そんな所に寝転がっていると踏んでしまいますよ?」フミッフミッ
サターニャ「わざとでしょあんた!?よいしょって言ったの思いっきり聞こえてるから!!さっさと足どけなさいよ!」
ラフィエル「うふふふ、すみません。なかなか踏み心地が良いもので」
サターニャ「ったく」
ヴィーネ「みんなー、クッキーも焼けた……わひゃっ!?」フミッ
サターニャ「ふげっ!」
ヴィーネ「あっ、さ、サターニャごめん!? 踏んじゃった!」
ガヴリール「いいよヴィーネ。こんなとこでゴロゴロしてるこいつが悪い」
サターニャ「ぐぐ……遠慮がなかった分、ラフィエルより痛い……」
ガヴリール「へぇ〜マロンケーキかぁ。ヴィーネちゃんは器用ですなぁ」
ヴィーネ「季節の物が出るとその食材で作ってみたくなるのよね。結構上手くできたと思うんだけど、どうかな?」
ガヴリール「めっちゃ美味しい」モグモグ
ヴィーネ「ふふ、ありがと」ニコニコ
ガヴリール「これおかわりある?」
ヴィーネ「多めに作ってあるからまだあるわよ」
ヴィーネ「ガヴ、紅茶にミルクとお砂糖は?」
ガヴリール「どっちもー」
ヴィーネ「はい、どうぞ」
ガヴリール「ん、ずず……」
ガヴリール「うわ〜、紅茶ともまた合うな……」
サターニャ「最近ヴィネットが色んなお菓子を差し入れてくれるからついつい食べすぎちゃうわね」
ラフィエル「食欲の秋ですからねー。秋は美味しいものがいっぱいなのでお腹周りにダメージが……」
ヴィーネ「そこはスポーツの秋という事で、太らないように気をつけていただければ」
ヴィーネ「あ、みんなでウォーキング大会とかやろっか!」
ガヴリール「なに言ってんの。私が運動なんてするわけないでしょ」
ヴィーネ「なんで偉そうに言うのよ。ガヴはもうちょっと動いた方がいいわよ」
ガヴリール「コタツを出してしまったからには、基本的に私はもうここから動かない」
サターニャ「うーん、私もここに入っちゃうと出たくなくなるわー……」ヌクヌク
ガヴリール「これは人をダメにする机だな」
ヴィーネ「ダメになってるのは天使と悪魔だけどね」
サターニャ「悪魔なんだからダメでいいのよ」
ラフィエル「私は天使ですけど、ダメになっちゃいそうです」
ヴィーネ「私もこの暖かさには負けちゃうかも……」
ガヴリール「みんなそんなに良いと思ってるならコタツ買えばいいじゃん」
サターニャ「え? なんで?」
ラフィエル「ガヴちゃんの家にあるのに買う必要ないじゃないですか」
ヴィーネ「お金もったいないでしょ」
ガヴリール「いや別に私の家に来なくても………………まあいいけど」
ガヴリール「」モゾ
ガヴリール「おしっこしたい」
サターニャ「急になに言い出すのよ」
ガヴリール「でもコタツから出たくない……」
ヴィーネ「早くお手洗い行ってきなさい。お漏らししたら恥ずかしいわよ」
ガヴリール「誰が漏らすか」
ガヴリール「うう……廊下寒いんだよ……」
ヴィーネ「ちゃちゃっと行ってさっさと戻ってくればいいじゃない」
ガヴリール「むうう〜……」ノソノソ
ガヴリール「さぶさぶさぶ」タタタタ
ガチャ バタン
サターニャ「確かに出たくないわね」
ヴィーネ「こうも寒いとねー」
ラフィエル「…………」
ラフィエル「ガヴちゃんって、誰が一番好きなんでしょう……」ポツリ
サターニャ「」ピク
ヴィーネ「」ピク
ヴィーネ「いきなりどうしたのラフィ……」
サターニャ「あんたそんな禁忌ワードをよくこの場で引っ張り出してきたわね」
ラフィエル「あ、いえ、すみません。ふと気になってしまいまして……」
ラフィエル「私たちみんなガヴちゃんの事が好きじゃないですか」
ヴィーネ「まあ……」
ラフィエル「ガヴちゃん、ヴィーネさんに対しては甘えたりわがまま言ったりしますよね」
ラフィエル「怒られることも含めて、どことなく嬉しそうですし」
サターニャ「あと話す時の口調がちょっと優しくなるのが羨ましい」
ヴィーネ「そ、そうかな。あんまり意識した事無かったわ」テレテレ
ヴィーネ「でもラフィにだってガヴは信頼みたいなのを寄せてるじゃない」
ラフィエル「そうですかね?」
ヴィーネ「たまに二人でゲームして遊んでるって聞いて少し嫉妬しちゃうわ」
サターニャ「なんかお互いに分かり合ってる感がムカつくわよね」
ラフィエル「うふふ、ガヴちゃんとはマブダチなので」
ラフィエル「そういうサターニャさんにはガヴちゃん、遠慮のない接し方をしてますよね」
サターニャ「ライバルだからね!」
ヴィーネ「ガヴもサターニャには何だかんだ付き合いいし」
ラフィエル「…………」
ヴィーネ「…………」
サターニャ「…………」
ヴィーネ「ま、私たちみんないい関係を築けているって事よね」
サターニャ「ふふん、まあ悪くないんじゃない?いずれ私のしもべとして扱うけどね」
ラフィエル「ガヴちゃんは誰が一番好きなんでしょうね?」ニコニコ
ヴィーネ「あくまでその話題を引っ張るつもりなのね」
サターニャ「余計な好奇心に火が付いてしまったわ」
ラフィエル「ガヴちゃんを試してみませんか?」
サターニャ「あんたほんといたずら好きね……」
サターニャ「でもちょっと面白そうじゃない。乗ってあげるわ!」
ヴィーネ「えぇ〜……」
ラフィエル「ヴィーネさんも普段は振り回されてばかりなので、たまには振り回す側になってみましょうよ」
ヴィーネ「うーん……」
ヴィーネ「そうね……やってみようかな」
サターニャ「珍しくヴィネットもやる気じゃない」
ヴィーネ「少しは悪魔らしい事しないとね」
サターニャ「ええ、悪魔らしく他人に迷惑をかけましょう」
サターニャ「3人で立派な悪魔を目指すのよ!」
ラフィエル「私が頭数に入っているのはなぜですかサターニャさん」
【数分後】
ガヴリール「あー、寒かった。コタツコタツ」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「私の座布団が無くなってるんだけど」
ラフィエル「あらあら? どこに行ってしまったんでしょう?」
サターニャ「あんたに座られるのが嫌で逃げ出したのよ。ぷーくすくす」
ガヴリール「なんだお前ら……」
ガヴリール「ヴィーネ知ってる?」
ヴィーネ「ん? ん〜、しらないかな……?」プイ
ガヴリール「ヴィーネ?」
ヴィーネ「ん、なに?」プイ
ガヴリール「こっち向いて」
ヴィーネ「向いてる」プイ
ガヴリール「向いてないよ」
ヴィーネ「向いてるって」プイ
ラフィエル(ヴィーネさん隠し事下手すぎです)
ラフィエル「仕方ないですねガヴちゃん。座布団がないというなら膝を貸してあげましょう」
ガヴリール「は?」
サターニャ「大悪魔様が抱っこしてあげるわ。感謝しなさい!」
ヴィーネ「座布団が無いとお尻冷たいでしょ? おいで、ガヴ」
ラフィエル「さ、誰にしますか? ガヴちゃん」ニコニコ
ガヴリール「…………」
ガヴリール「いや、そのまま座るけど」スッ
サターニャ「そんな選択肢はないのよガヴリール!」
ラフィエル「許しませんよ女の子が地べたにあぐらなんて!」
ヴィーネ「せっかく座布団隠したのに!」
ガヴリール「やっぱ隠したんじゃねーか!なんなんだよ!」
ガヴリール「なに?これ絶対座らなきゃいけない流れなの?」
ラフィエル「絶対座らなきゃいけない流れですね」
ガヴリール「えぇぇ〜……めんどくさ」
ガヴリール「誰にするって……」
ガヴリール「とりあえずラフィエルとサターニャは無しだな」
ラフィエル「」ガ-ン
サターニャ「」ガ-ン
ガヴリール「ヴィーネにする」スッ
ヴィーネ「!」
ヴィーネ「え、えへへへへへ」
ヴィーネ「がゔ〜!」ギュッ
ガヴリール「めっちゃ嬉しそうだなお前」
ラフィエル「なんで私じゃないんですか!?」
サターニャ「おかしいわよこんなの!!」
ガヴリール「おかしいのはお前らだよ……」
ガヴリール「この中じゃ一番ヴィーネが無害だろ」
ヴィーネ「無害て」
ラフィエル「変ですね。私一番ガヴちゃんと分かりあっていると思っていたんですが……」
ガヴリール「分かってるよ。こういう時一番変な事してくるやつだって事とかな」
ガヴリール「ヴィーネ、そろそろいい?」
ヴィーネ「え?」
ガヴリール「普通に恥ずかしいよ……抱っこされるとかさ……」
ヴィーネ「えー、もうちょっといいじゃない」ギュ-
ガヴリール「それにお前、座布団2枚使ってるだろ」
ヴィーネ「ギク」
ヴィーネ「い、いつから気付いてたの?」
ガヴリール「最初から気付いてるよ。明らかに座高が高くなってるし」
ガヴリール「全く、おかしな遊び始めやがって。ラフィの提案か?」
ラフィエル「そこまでお見通しでしたか〜」
サターニャ(ガヴリール、迷わずヴィネットを選んだわね……)
サターニャ(むぐぐぐ、なんとなく分かってたけどちょっとむかつく)
サターニャ(私の事はどう思ってるのよ!)
ガヴリール「よいしょっと」
サターニャ(ちょうど私の隣に座ったし)
サターニャ(チャンスね)
サターニャ(コタツの下でこっそり手を握ってみる……!)ギュッ
ガヴリール「」ピク
ガヴリール(え、え? なんだこれサターニャの手か?いきなりなんなんだこいつ)
ガヴリール(……いや、離せよ)サッ
サターニャ「」ガ-ン
サターニャ「…………」グス
サターニャ「…………う……ぐす」メソ
ガヴリール(え、えええ〜??)
ガヴリール(なに、なんなのもう。よくわかんないんだけど)
ガヴリール(とりあえず握ればいいのか?)ギュッ
サターニャ「!」
サターニャ「……!」パァァ
サターニャ「ふふ」ニコニコ
サターニャ(ガヴリールの手やわらかい)ニギニギ
ガヴリール(なんだこいつ気持ち悪)
ラフィエル「……む」ジ-
ラフィエル「…………」ムスッ
ガヴリール(そんで目の前の天使はなんでちょっとむくれてんだ)
ガヴリール(なんなのラフィ)
ラフィエル(ガヴちゃん、千里眼で見えてますよ)
ラフィエル(どうして私には優しくしてくれないんですか?)
ガヴリール(はぁ? 知らないよ)
ラフィエル(ガヴちゃんのいじわる)ケリッ
ガヴリール(あたっ、こら!私の足を蹴るな)
ラフィエル(知りません。私じゃないです)グリグリ
ガヴリール(いやお前だろ! 真正面からグイグイきてるの分かってんだぞ!)
ラフィエル(私にそっけない態度をとるガヴちゃんに天罰が与えられているんじゃないですか?)
ガヴリール(意味わかんねーよ!)
ラフィエル(もっと旧知の仲を大切にすべきだとおもいますけど?)
ガヴリール(いま旧知の仲を足蹴にしてるお前が言えた事じゃないだろ)
ヴィーネ(何このアイコンタクトの応酬……)
ラフィエル(えいっ)ケリッ
サターニャ「あだっ」
サターニャ「ちょっと誰よ!いま蹴ったの!」プンスコ
ラフィエル(あ、間違えました)
ヴィーネ「…………」
サターニャ「…………」
ラフィエル「…………」
ガヴリール(え、なに、なんでこの部屋四人もいるのにこんな静かなの)
ガヴリール(静かっていうかなんかちょっと変な空気なんだけど)
ラフィエル「ガヴちゃん!!」
ガヴリール「んあ!?」ビク
ラフィエル「この中で誰を一番お嫁さんにしたいですか!」
ガヴリール「は!?」
サターニャ「答えなさいよガヴリール!」
ガヴリール「なんで!? っていうか何この質問!」
ヴィーネ「例えば! 例えばでいいから!」
ガヴリール「え、えー、お嫁さん? よくわからないけど」
ガヴリール「嫁って言ったらやっぱり料理とか家事ができて、あとは気が配れるような奴がいいんじゃないの?」
ヴィーネ「…………!」ドキドキ
ガヴリール「そういう意味で言ったらやっぱ───」
サタラフィ「「まって!!!」」グイ
ガヴリール「むぐっ!」
サターニャ「それ以上言ったらダメよガヴリール!」グググ
ヴィーネ「なんでよ!?」
ラフィエル「ずるい!ずるいですこんなの!ヴィーネさんが有利すぎます!」グググ
ヴィーネ「質問したのラフィでしょ!?」
ラフィエル「やっぱ無しで!!」
ガヴリール「むぐぐぐー!」ジタバタ
サターニャ「ガヴリール!質問を変えるわ!!」
サターニャ「いつも一緒にいて気が楽な相手って誰!?」
ガヴリール「はぁ? もうなんなんだよ!」
サターニャ「私よね!」
ガヴリール「あぁ!?」イラ
ラフィエル「教えてくださいガヴちゃん!」
ガヴリール「楽な相手って……お互いの接する距離とかちゃんと分かってるタイプか? 自分を押し付けず、かといって大切な場面では支えてくれそうな感じっていうか」
ガヴリール「とりあえず私の事をよく知ってくれてる奴だよな」
ラフィエル「!」ドキドキ
ガヴリール「ずっと一緒にいても気疲れしない奴だったらまあ───」
ヴィネサタ「「だめぇ!!」」グググ
ガヴリール「ふぐぐ!?」
ヴィーネ「もうこれあれじゃない!もうあれしかないじゃない!」
サターニャ「こんなの認められないわよ!!」
ラフィエル「ちょっとお二人とも邪魔をしないでください!!」
ヴィーネ「ずるいずるい!昔からの関係ずるい!」
ガヴリール「んごご……!」
ヴィーネ「ガヴ!一緒にいて楽じゃなくって、一緒にいて楽しい相手はだれ!?」
ガヴリール「お前ら質問に答えさせたいのか息の根止めたいのかどっちだよ!!」
ヴィーネ「いいから答えて!」
ガヴリール「一緒にいて楽しいってなんだよ!ゲームだよ私にとっては!!」
ラフィエル「そんな寂しい人みたいな回答しないでください!」
ガヴリール「うっせえ!寂しい人は余計だ!」
ラフィエル「退屈しない人!これはどうですか!?」
ガヴリール「退屈しない人って……」
ガヴリール「…………」チラ
サターニャ「!」
ガヴリール「まあウザいけど絡まれたり連れ回されたりして退屈する暇がないって事だったら…………」
ガヴリール「私も多少は楽しく感じてるのかもな。ゲームも作業になると飽きるし、そういう時に来てくれれば構ってやる気にもなるよ」
ラフィエル「」ジリ
ヴィーネ「」ジリ
ガヴリール「取り押さえられたくないからこの先はもう言わないぞ私は」
サターニャ「言いなさいよぅ!!」
ガヴリール「あー疲れた。やっぱ私一人でいいわ」
ラフィエル「そんなぁ、ガヴちゃん冷たいですよー」
ヴィーネ「あ」
ガヴリール「ZZZ」
サターニャ「ZZZ」
ラフィエル「ガヴちゃんとサターニャさん、寝ちゃいましたね」
ヴィーネ「ちょうどいい感じに日差しが入ってきて部屋も暖かくなったからね。コタツちょっと弱める?」
ラフィエル「そうしましょうか」カチッ
ラフィエル「あら、ヴィーネさん読書ですね」
ヴィーネ「うん、図書室から借りてきたんだけど面白くて」
ラフィエル「恋愛ものですか?」
ヴィーネ「ううん、ファンタジーよ。主人公達が魔法の国を冒険するの」
ラフィエル「魔法の国ですか……下界の人々は想像力豊かですね。ふふ」
ヴィーネ「私たちが言えた事じゃない気がする」
ラフィエル「読書の秋もいいものですねー」
ヴィーネ「時間がゆっくり流れてる気がして落ち着くわよね〜」
ヴィーネ「…………」ペラ
ヴィーネ「…………」ペラ
ヴィーネ「……?」
ラフィエル「ZZZ」
ヴィーネ「あ、ラフィも寝ちゃった……」
ヴィーネ「んー、私もちょっと眠くなってきたかな……」
ガヴリール「ZZZ…………んぐ、ふぁぁ」ムクリ
ヴィーネ「あれ、起きちゃったの?」
ガヴリール「おしっこ……」
ヴィーネ「あんた紅茶飲みすぎなのよ……」
ガヴリール「ヴィーネが美味しい紅茶を淹れるせいだよ」
ヴィーネ「それ褒めてるのよね?」
ガヴリール「多分ね」
ヴィーネ「…………」
ヴィーネ「ねえガヴ、ガヴは誰が一番好きなの?」
ガヴリール「えぇ? 誰って、誰のことを指してるの?」
ヴィーネ「……私たち3人の中で」
ガヴリール「そんなん、色んな側面で変わってくるに決まってるじゃん」
ガヴリール「それぞれが良いとこも面倒なとこも持ってるし」
ガヴリール「誰が一番なんてないでしょ」
ヴィーネ「ま、それはそうよね」
ガヴリール「まさかお前らそんなことでさっき……」
ヴィーネ「えへへ」
ガヴリール「まあいいや、トイレトイレ……」
【数分後】
ガヴリール「うぅぅ、廊下さぶっ」
ガヴリール「コタツコタツ」テテテテ
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「ZZZ」
サターニャ「ZZZ」
ラフィエル「ZZZ」
ガヴリール「なんでこいつら他人の家でここまでリラックスできるんだよ……」
ガヴリール「はぁ」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「誰が一番なんて、ないでしょ」
ガヴリール「……まあ、でも」
ガヴリール「好きか嫌いかで言うなら」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「まあ」
ガヴリール「みんな好きだよ」
ガバッ
ヴィーネ「もー! ガヴ可愛すぎ〜〜!!」ギュウウウウ
ラフィエル「ガヴちゃん愛してます!!」ギュウウウウ
ガヴリール「なっ、なんでお前ら起きてんだよ!!寝てろよもう!!ばかっ!///」カァァァ
サターニャ(ガヴリールすきすきすきすき)ゴロンゴロンゴロン
完
>>41
ガヴ総受けは大好物
こういう一人を取り合う系は大好き 乙乙
どうでもいいけど品評スレはスレタイ変えた途端速攻で死んだね
新参テンプレ()君のせいだろうけど