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(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
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と__)__) +
1本目「KILLA」
Amazonでなんと無料。いますぐダウンロードせよ
「はいからさんが通る」とかで有名な少女漫画界の巨匠、大和和紀の作品
少女漫画で純ピカレスクロマンという異色すぎる内容。詐欺に企業買収にコロシまでなんでもやる
主人公が青年誌でもやらないレベルで容赦がなくて、恩人も親友も恋人も全部裏切る。最近の漫画だとブレーキかかるところでガンガンアクセル踏んでいく漫画
全三巻できれいに終わってるのでおすすめしやすい
2本目 「賢者の石」シリーズ
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美形で強くて錬金術師で医師でおまけに考古学者(そしてキプロスの王様)の主人公が賢者の石というお宝を求めてヨーロッパ中を冒険する。
毎回ヒロイン役の美少女が出てきてギャルゲー的な感覚で楽しい。一話完結型なのでどこから読んでもOK
中世ヨーロッパものとして実はむちゃくちゃ面白くて、魔女狩りや異端審問のおどろおどろしい世界からルネサンスの華やかな文化まで堪能できる。中東もときどき
ホラー少女雑誌という出自のせいで知名度が低い
3本目「アンジェリーク」
誰でも知ってる乙女ゲーの始祖、の漫画化。キャラデザの由羅カイリ本人が漫画描いていて美しい
丁寧な描写で、アンジェリークのふわふわとした世界にリアリティが出ている
乙女ゲーの漫画化だとそんなに珍しくはないんだが、ちゃんと特定の恋人と添い遂げる。長いんだが3巻で一段落つくのでとりあえずそこまでよむべき。
とにかく美しい
いやアンジェリークは4巻で一段落だわ
あとキャラデザ変わった新作の方はウンコだから手をだすな
4本目「アルカサル−王城−」
これも少女漫画では古典中の古典
スペインの王様、ドン・ペドロ一世の一生を描いた歴史超大作
戦争裏切り戦争のループの果てにある圧倒的な無常観。あらゆる歴史マンガの中でもトップクラスの面白さ
5本目「辺境警備」
少女漫画で本格ファンタジーをずーっとやっている異端的作家、紫堂恭子のデビュー作
ほのぼの系なんだがとにかく細部にこだわった丁寧なファンタジー。指輪物語が好きなら最高に楽しめる
紫堂恭子は後に同じ系統のファンタジー「グラン・ローヴァ物語」で星雲賞をとる
少女漫画だとこういう古典ファンタジー文学を継承した作家ってけっこういるんだよな
有名どころだと「クリスタルドラゴン」のあしべゆうほ
「妖精国の騎士」の中山星香とか
少女漫画というvipで需要が無さそうなモノで頑張ってるのは評価する
少女漫画ってガチの恋愛ものかと思ったらそうでもないのか
6本目「狼には気をつけて」
主人公は探偵、ヒロインは天才金髪ロリ(大富豪)。
遠藤淑子は本当に絵が下手くそなんだけど独特の空気のがあって、コアなファンがいる作家
少女漫画が苦手な人ほどおすすめできる
でも俺はこれ以外の遠藤淑子作品ってそんなに好きではないんだよな。しかしこいつは本当に名作
天才金髪ロリが金目当てで誘拐されたりするのを主人公が毎度なんとかして助けるって感じの話なんだが
アメリカの都会の乾いた雰囲気とか、けっしてベタベタしない二人の関係とか
コメディタッチだけどドライで優しいっていう不思議な作風なんだよな
特に巷に溢れるおっさん×ロリ漫画に飽きた人にはぐっとくると思う
「辺境警備」は左遷されたおじさん兵士と若い神官がごにゃごにゃするって話なんだが
ファンタジー世界の生活感にこだわり抜いた漫画でそこがいいんだよな。冬支度とか萌えるぞ
「アルカサル−王城−」 は歴史マンガとして一級品なので、漫画好きなら必ず読むべき一本
ところで日本のドン・ペドロ一世のウィキペディアはなぜかスカスカ
今見たらドン・ペドロ一世のページそこそこ内容あるわ
読んでも面白さは変わらないので予習してもいいぞ
愛してるぜベイベとか好きだなと思って開いたら
そっち系の少女マンガか
7本目「OZ」
樹なつみという作家はこれと「獣王星」でSF漫画の頂点をとった。
オズの魔法使いをモチーフに、ポストアポカリプス世界の冒険を描いた、骨太でドラマチックな物語。
ラストは最高に泣ける
闇のパープルアイとバナナフィッシュとランドリオールって言っときゃいいってVIPPERから教わった
>>26
ゴミ
>>27
ベイベはりぼんなんだけど個人的にマーガレットっぽさを感じる
俺は古いのを中心に広く読むタイプ >>29
その中でバナナフィッシュは名作で間違いない 男向けだってコロコロコミックからジャンプにアフタヌーンにビッグコミックまでいろいろあるんだから
女向けだってそりゃたくさん種類あって当たり前なんだよ
ちなみに今回は少女漫画だからレディコミやBLは省いてる
俺も職業柄色々読んだんだけど淡いタッチの古めの作家さんのは合わなかった
偏見も入ってたが少女マンガなんだし中学生高校生が主人公のが楽しんで読めたわ
>>12
政治状況とかも割と詳しく描かれてて、女向けじゃねーなwとか思ったわ
最後駆け足なのが残念だったけどちゃんと終われてよかったな
これは面白かった、一気に読んじゃったわ 8本目「夢の雫、黄金の鳥籠」
オスマン帝国のハーレムに売られた主人公が策謀でひたすらのし上がる漫画
主人公がとくかく頭が切れる。俺つえー系かも。だから男の方が案外楽しめる気もする
篠原千絵は「天は赤い河のほとり」で有名すぎるが(あと闇のパープルアイも)、新作のこいつもなかなか
OZが最高に読んでみたくなった
明日本屋で探してみよう
9本目「半神」
萩尾望都は少女漫画における神で、すでに漫画史に刻まれたレジェンドなので当然おまえらも知らないはずはないんだが
どの作品をすすめるかを考えるとすごい難しいんだよな。たくさんあるからね
とりあえず短編だとこいつが最高だと思う。絵も一番美しい時代のが収録されている
もう文学なんだよなこれ。文学
半神は10編くらいの短編集なんだが
とりあえず表題の「半神」もやっばいんだが、「偽王」と「スローダウン」も凄まじいんだよな
もう密度がやばい。100回でも200回でも読める
ハーバル・ビューティーは一番絵が美しかったころだと俺は思うね
>>39
篠原千絵って人の絵が俺の中の典型的少女漫画絵だわ
海の闇、月の影を読んでた影響もあるんだろうけど ていうか萩尾望都は手塚治虫とかと同じ基準で神なので知らないのは変だぞ
漫画読みが知らないのは完全に間違ってる
お父さんは心配症
こいつら100%伝説
ルナティック雑技団
うえぽん
OZは俺の生涯ベストの1つだな
樹なつみは描くべきところと描かないでいいところの選択が天才だから、ハードSFを漫画でやれる稀有な人間なんよ
ちなみに花咲ける青少年はクソつまらないと思う
ベルばら地味にめっちゃ面白い
普通に政治状況なんかも良く描けてる
続編のエロイカや周辺時代の天の涯まで、女帝エカテリーナとか読むと
ああこのシーンか、とかああこの人かってのわかっておもろい
金魚注意報
赤ずきんチャチャ
魔法騎士レイアース
この辺は子供のころ好きだったな、アニメだけど
10本目「ルードヴィッヒ革命」
由貴香織里といえば「天使禁猟区」なんだが、俺はこっちのが好きなんだよな
グリム童話の冷たさと由貴香織里の耽美が融合してすんごく残酷できれいな漫画が生まれた
長編で上手にストーリー漫画を描く人なんだけど短編だとキレッキレに狂ったのを描くのでそっちもおすすめ
新作の架刑のアリスは産業廃棄物なので手をつけてはいけない
萩尾望キは少女漫画のくくりなのかよくわからん
SF巨匠って感じだな
「天使禁猟区」も漫画史を語る上で絶対欠かせない名作なので読んだ方がいい
耽美系だけど娯楽作品としても一級品だから
いろいろ文句はつけられるけどやっぱりあれは歴史的名作
11本目「雨柳堂夢咄」
骨董(アンティーク)モノの漫画って意外とたくさんあるんだが、これが最強なのは結論出てる。
一話完結でどれも最高に完成度が高い。そして上品。
波津彬子はいろんな漫画を描いてるけど、結局それ雨柳堂夢咄でやった方がよくね? となっちゃうどこか不遇な作家
何を書いてもジョジョになる荒木先生みたいな人なんかな
明治・大正って少女漫画ではそこそこ人気の分野で作品もけっこうあるんだが、ほとんど駄作だな
フェチのままで終わっていて、物語としてクソつまらんみたいな
雨柳堂夢咄は数少ない例外で、それはやっぱり波津彬子の抜きん出た実力なんだよな
ベテランだからこそやれる
>>66
それが非常に近い
短編でやるよりジョジョのエピソードの1つにした方が面白くなっちゃうみたいな 田村由美はだめなんか
都合よい奇跡はよく起きるけど面白いと思うけど
ぼくの地球を守ってとポーはどうなの?
買うか迷ってる
波津彬子は初期のころはアメリカのハーレクイン的なのも描いててこれもけっこういけるんだよな
今の漫画だと絶対見ないタイプの作品
骨董とか和モノで最強の作家なんだけど、うるわしの英国シリーズみたいに欧風ロマンスも描ける
2本の柱を持ってるんだよな
日出処の天子、というか山岸凉子もレジェンドだよな
漫画の教科書があるとしたら確実に載るのがあそこらへん
P・Aとか聖はいぱぁ警備隊とか生徒全員に告ぐとかおまけの小林君とか姫100%とかSAINTとか好きだな
その辺と一緒に昔好きだったサイボーグクロちゃんとかメダロットとかが一緒に並んでる俺の部屋の本棚カオスすぎるだろ
12本目「百鬼夜行抄」
妖怪はどこでも人気なわけだが、少女漫画だと特にすごい人気なんだよな
でも妖怪ってキャラクターとして捉えるか、現象・文化として捉えるかで全然別物なんだよな
そんで後者だと諸星大二郎とか、まあ京極夏彦とかになってくるんだよな
で、その最良の部分を体現したのが百鬼夜行抄なんだわ。読んだほうがいい
3時間くらいやってきたがおまえらが最初から盛り上げてくれればハイペースで100本いけたのに
残念なことだ
2本目の著者の秋乃茉莉についてはもっといろいろ書いてみたいんだよな
少女向けホラー誌はもっと語られないといけない分野だと思うが専門家が少ない
龍王魔法陣だったかな
りぼんでバトル漫画読んだのはこれだけだった
小学生当時スゲーかっこいい技名だなとか思って読んでた
けど今の感性で見返しても面白く感じるかどうかは不明
綿の国星
動物のお医者さん
バラ色の明日
少女漫画そんなに読んだことないけどこの辺は印象残ってるし好き