俺「もっと自分以外の職の特長を掴んだ方がいいよ、今のスキル理解してなかったでしょ?」
俺「厳しい事言うかもしれないけど、戦闘になってないんだよね君のレベルだと」
ギルド員「はい・・」
副マス「お疲れ、どうだった?」
ギルド員「全然駄目でした・・」
副マス「あいつがあそこまで熱心に人に教えるのって珍しいよ、それにさっきゲージ1割削ってたっしょ」
副マス「あいつが1割削られる所、久々に見たよ。期待されてるだろうから頑張ってね」
ギルド員「はい!!!!」
俺「(そろそろあいつもうちの主戦力として投入してもいい頃合いかもしれんな)」
ギルド員「(あれ?この相手凄い強いって聞いてたけど”俺さん”と比べたら全然弱い!)」
俺「おい新人」
ギルド員「はい!」
俺「そんな雑魚相手に苦戦してんな、同じ看板背負ってる俺まで舐められる」
俺「回復縛りな今から」
ギルド員「そ、そんなぁ・・」
俺「お前に足りないのは自信だよ、謙虚は美徳だがこの世界では得しねーぞ?その生き方」
副マス「そうか、寂しくなるな」
ギルド員「どうしたんです?」
副マス「いや、俺さんがここのギルドやめるって」
ギルド員「えぇ!?何でですか!?」
俺「後釜も作ったし、心置きなく抜けれるよ。なぁ〜に引退する訳じゃない」
俺「昔の仲間たち集めて新しいギルド作る事になってさ、まぁ俺が言うのもなんだけど」
俺「俺クラスの奴がゴロゴロいるからね(笑)」
副マス「それは言い過ぎ」
ギルド員「・・ぼくも入れて下さいそのギルド!俺さんにもっと色々教えてもらいたいです!」
俺「ばぁ〜か、何の為に俺がお前を強くしたと思ってんだよ」
副マス「フッ、鈍いなギルド員は。こいつは好敵手”ライバル”を見つけたって事じゃないか?」
俺「あぁ、土壇場の機転には光るものがあるよお前は。瞬間爆発力なら俺の上を行くかもな」
俺「ただ好敵手”ライバル”といえるステージに上がるにはお前は捨てないといけないものまだまだあるからな」
俺「精々楽しませてくれ」(ニヤァ)
最強ギルド員「あれから月日が経過したけど結局俺さんと会う事はなかったな・・・」
副マス「また一人で戦争に勝っちまったのか、相変わらず凄いな。もう誰も君には勝てないな」
最強ギルド員「大した事ないよ、俺さんに比べたら・・」
副マス「まぁ〜た俺さんの話か、もうお前の方が強いって」
最強ギルド員「そんな訳ねえだろ!?適当な事言うな!!!」
副マス「おぉこわ、分かった分かった」
最強ギルド員「(誰もがぼくを最強というが皆分かってない・・本当の最強の人の動きを・・)」
ギルマス「なんか10人満たないギルドが戦争吹っ掛けて来たんだけど(笑)」
副マス「何そこ?速攻叩き潰そうぜ」
姫「ギルド員さ〜んww一緒に新MAP行きましょうよ〜ww」
ギルド員「・・・・(少人数ギルドがうちに宣戦布告・・?こんな大胆不敵な事をするのは!!!)」
ギルド員「(いつも・・・あの人だ!!!!)」
俺「よう久々だな、少しは楽しませてくれよ??」
新人「こんな少人数ギルド速攻潰しましょうよ、陣形も無茶苦茶で真正面から切り崩せば余裕ですよ」
最強ギルド員「──これは罠だ、あそこにいる一人一人がぼくの更に上にいるプレイヤーと思え」
新人「すみません油断してました・・全力でいきます!」
俺「いい新人を見つけたな、お前の後釜か?」
俺「その新人も遠くない未来俺達が通ってきた道を歩む事になる」
俺「今のお前なら分かるだろ?最強と周囲に言われ敵がいなくなってしまった孤独さを」
俺「そして過去に戦ってきたレジェンドクラスのプレイヤーを思い出しどうしようもなくイライラする」
俺「どうして自分如きが持ち上げられてるんだ、自分よりもっと凄い人はいるんだって叫びたくてたまらない」
俺「今お前のいる立ち位置が過去にお前を育成していた時の俺そのものだ」
最強ギルド員「えぇ、でも今のぼくには貴方がいる。これ以上の喜びはないですよ」
俺「そして今の俺にはお前がいる、よくそこまで強くなってくれた。心底感謝するぜ。よくそこまで磨き上げた」
最強ギルド員「全力で戦ってもそれに応えてくれる相手がいるって幸せなんですね」
俺「──さぁ始めようぜ、過去からずっと続いてきた負の連鎖。この戦いで断ち切るッ!!!!」
最強ギルド員「(流石俺さんだ・・・隙が全く無い!だけど隙がなければ作るまで!)」
俺「(・・わざと態勢を崩した?1コンボ5割は覚悟の上か。背面にフェンス・・・。なるほどな。)」
俺「(だけど甘い、甘すぎるぞ。お前の考えてる事が手に取る様に分かる・・)」
俺「(悲しいがお前はまだ・・・・クッ!・・・やはりこの連鎖・・・断ち切るのは容易じゃ・・)」
最強ギルド員「(斬り合えば斬り合う程、差は広がっていく・・。駄目だ・・やっぱりぼくじゃ・・・)」
ギルマス「・・・面白い見世物だな」
俺「・・・・!?」
最強ギルド員「マスターがチャットした・・?いつも無言なのに・・・?」
副マス「マスター!?!」
俺「待ってたぜぇえ!!!この時をよぉおおおお!!!」
最強ギルド員「ど、どうしたんですか俺さん?ぼくとの戦闘中ですよ!!」
俺「アホ!!!それどころじゃねえぞ、マスターがログインした!!」
最強ギルド「・・マスターはログインいつもしてますよ、チャットしないだけで」
副マス「マスターの妹が代理でログインしていただけですよいつもは、ただチャットするのはマスターしかありえない」
みたいなwww
最後のギルマスのくだりが意味不明 その前にも喋っとるやん
めちゃくちゃ面白かったのでイッキ読みしてしまいました!w
2ch始めたばかりなのにこんなの見られて幸せだw
みたいな
ねーよ
ネトゲのPvPなんて数とヒーラーでゴリ押しが最強
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
最強ギルド員「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
副マス「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
新人「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
ギルマス「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ギルマス妹「・・・ありがと」ファサ
では、
最強ギルド員、副マス、新人、ギルマス、ギルマス妹、俺「皆さんありがとうございました!」
終
最強ギルド員、副マス、新人、ギルマス、ギルマス妹「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり