Record China 2024年12月12日(木) 11時10分
台湾メディアのNOWnewsは11日、奈良公園で中国人女性が持参した菓子をシカに食べさせ、日本で批判の声が上がっていると報じた。
記事は、「奈良公園のシカは日本の重要な文化資産であり、『神の使い』とみなされているが、近年、中国人観光客がシカを蹴ったり、
汚物を食べさせたりする事例が続出している」と説明した上で、問題の中国人女性について伝えた。
記事によると、女性は中国のSNS・小紅書(RED)で奈良旅行の「心得」を共有。過去にも奈良に行ったことがあるという女性だが、
「現地で販売されている鹿せんべい(10枚200円)は値段が高い」と不満を漏らし、中国のECプラットフォーム・?多多
(ピンドゥオドゥオ)で、10元(約200円)で100個以上入っている雑穀ビスケットを購入して持参し、シカに与えたという。
女性は「鹿せんべいの自由を実現した」と誇らしげにつづっており、
「旅行中におなかが空けば自分で食べることもできるし、露店を出して同胞に売ってもいい」との考えも示している。
NOWnewsの記事は、実際にこうした現象が現地で確認され、日本のSNS上で物議を醸していると説明。
あるインフルエンサーが「正規の店で販売されていないせんべいをシカに与えるのは危険」と指摘したほか、
別のユーザーからも批判が殺到し、中には
「中国製の食べ物には有毒物質が含まれている可能性がある」
「鹿せんべいも買えないなら日本に遊びに来るな」
など、痛烈な批判の声も上がっていると伝えた。
(翻訳・編集/北田)
https://www.recordchina.co.jp/b945556-s25-c30-d0052.html