韓国メディアでは株式市場において、外国人投資家が大きく売り越しに傾くと嘆き節の記事を出し、
買い越しに傾くと「外国人投資家が帰ってきた」と歓喜の記事を出します。
直近では、去っていく方が大きくなっているので「セルコリア(韓国売り)」が強まっている――と嘆き節の記事が出ています。
↑2024年08月05日(月)、KOSPIは前日終値「2,676.19」から05日終値「2,441.57」まで、約8.8%下落しました。紛うことなき暴落です
(チャートは『Investing.com』より引用)。
どんな状況になっているかというと――2024年08月05日に起こった暴落(上掲)以降、セルコリアが進行しているのです。
この暴落以降09月10日までに(26営業日で)、外国人投資家は韓国株式市場で5兆7,350億ウォンを売り越しました
(「買収額 ? 売却額」の純売り額)。
顕著なのは、半導体関連銘柄です。
売り越し金額
『サムスン電子』:4兆3,873億ウォン
『SKハイニックス』:1兆1,210億ウォン
小計:5兆5,083億ウォン
韓国を代表する半導体企業、『サムスン電子』と『SKハイニックス』だけで「5兆5,083億ウォン」も売り越しています。
つまり全体の売り越し金額の「96.0%」がこの2銘柄なのです。
この怒涛の売り越しによって、先にご紹介した『サムスン電子』の株価がずんずん下がる――という事態となったわけです。
Money1では連日KOSPIの状況についてご紹介していますが、基本外国人投資家が買い越してくれないと上がりません。
韓国メディアが「セルコリア」に敏感になるのもそのためですが、韓国の場合、株価も輸出も半導体産業の先行きに
大きく依存しているというわけです。
(吉田ハンチング@dcp)
2024.09.12
https://money1.jp/archives/134307
※関連スレ
【中央日報】7日連続下落したサムスン電子株価…外国人投資家は1カ月前から売っていた [9/12] [昆虫図鑑★]
http://2chb.net/r/news4plus/1726104609/
【なんだこりゃ】韓国『サムスン電子』株価ズンズン下がる。時価総額83.5兆が蒸発「役員が自社株買い」の喜劇 [9/11] [昆虫図鑑★]
http://2chb.net/r/news4plus/1726030528/