[香港 9日 ロイター] - 経営難に陥っている中国不動産大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)(2007.HK), opens new tabは、9日が期限となっているオンショア債の利払いができないと発表する一方、猶予期間の13日までに追加利息とともに支払うことを目指すとした。
猶予期間終了時点でなお利払いができなかった場合には、金融保証サービスを提供する国有の中債信用増進公司が代わりに支払うことになるという。
碧桂園は9日に2件合計6595万元(910万ドル)の利払いを行う予定だった。
発行残高8億元と9億元のミディアムタームノートは昨年5月に発行された。
2022年8月に始まった政府主導の債券発行支援プログラムに基づき、中債信用増進公司は同ノートに対して無条件かつ取消不能の連帯責任保証を提供している。
実際に肩代わりすれば、同プログラムの下で中債信用増進公司が発行体の救済に乗り出す初めてのケースとなる。
REUTERS 2024年5月9日午後 4:06 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/bonds/KWZZREIEQNN4HPQ536JTZSL3KE-2024-05-09/