噴霧器に自分の尿を入れ、ソウル市内の商業ビルの建物にまいた20代の男が逮捕された。
韓国SBSによると、ソウル鍾岩署は2月28日午前8時半ごろ、財物損壊の疑いで男を逮捕した。
男はソウル市城北区石串洞の4階建て商業ビルのあちこちに噴霧器で尿を散布した疑いが持たれている。男は商店のガラスドアやエレベーターのボタン、自販機など人々がよく触れるところに尿をまいたという。男は先週末にも同じ建物で同様の行為に及び逃走していた。男が所持していた噴霧器に入っていたのは、自分の尿だったことが分かった。
建物の管理人は「男は入居者と面識がない人物だ。地下から屋上までほぼ全域に尿をかけられ、とても困惑している」と話した。
男は警察に対し、「就職難など社会への不満で犯行に及んだ」と供述したという。警察は男を財物損壊の疑いで立件し、犯行の経緯を調べる方針だ。
チェ・ヘスン記者
朝鮮日報日本語版 2023/03/02 13:01
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