(アンカー)
刑務所内で受刑者を殴って殺害した20代の無期懲役囚に対し、二審で最高刑の死刑が宣告されました。裁判所はストレスを解消するため、被害者をいじめる過程で犯行を及んだと指摘し、矯正の可能性には疑問があると判断しました。キム・ダルホ記者がお伝えします。
(記者リポート)
忠清南道の公州刑務所で2021年12月、無期懲役の20代の受刑者ら3人が同室の40代の受刑者を暴行して死亡させました。うちA被告は強盗殺人罪で無期懲役を言い渡され服役中でした。
大田高裁は26日、「単にストレスを解消するために被害者をいじめて死亡させた」として、一審の無期懲役判決を破棄し、A被告に死刑を言い渡しました。大田高裁は「犯行を隠そうとして被害者の病院診療を妨害したり、家族との面会を阻んだりした。矯正の可能性があるかどうかも疑問だ」と判決の理由を指摘しました。
共犯2人にも一審判決より重い懲役12年、14年をそれぞれ言い渡しました。
最高裁での死刑確定判決は軍銃乱射事件で2016年2月にイム・ドビン被告に言い渡されて以降ありません。韓国国内の未執行死刑囚は55人で、実際に死刑が執行されたのは、26年前の1997年12月30日の23人が最後となっています。TV朝鮮のキム・ダルホがお伝えしました。
(2023年1月26日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)
朝鮮日報日本語版 2023/01/27 16:06
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/27/2023012780080.html
刑務所内で受刑者を殴って殺害した20代の無期懲役囚に対し、二審で最高刑の死刑が宣告されました。裁判所はストレスを解消するため、被害者をいじめる過程で犯行を及んだと指摘し、矯正の可能性には疑問があると判断しました。キム・ダルホ記者がお伝えします。
(記者リポート)
忠清南道の公州刑務所で2021年12月、無期懲役の20代の受刑者ら3人が同室の40代の受刑者を暴行して死亡させました。うちA被告は強盗殺人罪で無期懲役を言い渡され服役中でした。
大田高裁は26日、「単にストレスを解消するために被害者をいじめて死亡させた」として、一審の無期懲役判決を破棄し、A被告に死刑を言い渡しました。大田高裁は「犯行を隠そうとして被害者の病院診療を妨害したり、家族との面会を阻んだりした。矯正の可能性があるかどうかも疑問だ」と判決の理由を指摘しました。
共犯2人にも一審判決より重い懲役12年、14年をそれぞれ言い渡しました。
最高裁での死刑確定判決は軍銃乱射事件で2016年2月にイム・ドビン被告に言い渡されて以降ありません。韓国国内の未執行死刑囚は55人で、実際に死刑が執行されたのは、26年前の1997年12月30日の23人が最後となっています。TV朝鮮のキム・ダルホがお伝えしました。
(2023年1月26日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)
朝鮮日報日本語版 2023/01/27 16:06
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/27/2023012780080.html