韓国人の生活満足度は少しずつ高くなっているが、韓国人の幸福指数は世界59位にとどまっていることがわかった。また、特に児童・青少年の生活満足度はOECD(経済協力開発機構)で「最下位」を記録した。
韓国統計庁が13日に発表した「韓国の社会動向2022」によると、韓国人の生活満足度の平均点数(10点満点)は、2013年の5.7点・2018年の6.1点・2021年の6.3点と少しずつ上昇している。
年齢別にみると30代で高く、老後の不安を抱えた50代と60代で低かった。特に児童・青少年の満足度は6.6点で、OECDで最下位を記録した。韓国を除いたOECD主要国の平均は7.6点である。
韓国の幸福指数はここ3年間の平均が5.94点(10点満点)で「世界59位」であった。これは、米国(16位)・日本(54位)より低い水準である。
また今回の調査の結果、高齢者世帯のうち「高齢者夫婦世帯」が「高齢者と子女の同居世帯」よりも、全般的に生活の水準・子女との関係・友人や地域社会との関係における満足度が高かった。
2020年の調査で、全般的な生活に対し「満足している」と答えた割合は、高齢者夫婦世界が52.9%・高齢者と子女の同居世帯が47.3%・高齢者一人世帯が42.6%であった。
一方、ことしの3月に満18歳以上の成人男女を対象に調査した結果、回答者の54.3%は「新型コロナの大流行が永遠に終わらないようで心配だ」と答えた。また61.9%は「今後5年以内に新たな感染症が出現するようで心配だ」と答えた。
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