鈴木エイト氏 山上容疑者の母に韓国の旧統一教会が接触「本部からコントロールしようとした」
ジャーナリストで作家の鈴木エイト氏が14日、TBS系「サンデージャポン」に生出演。安倍元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された山上徹也容疑者の母親が会見を開く意向を示していたことについて、コメントした。
番組では、山上容疑者の叔父を取材。旧統一教会の韓国の教団関係者が、山上容疑者の母親に接触していたことを報じた。山上容疑者の母親は今月7日、身を寄せていた叔父の家から出て行ったが、その際、記者会見を開きたいという話をしていたという。
鈴木氏は「明らかに韓国の教団本部の方からコントロールをしようとして、人を派遣したのだろう。教団側は2度会見を開いているけど、ことごとく裏目に出ている。(母親に)会見をさせて、教団側への批判報道をやめさせるなどの何かしらの意図があると思う」と述べた。
さらに「教団に反対するような人から離したい。もしもこのまま母親のマインドコントロールが解けて、教団の批判を始めることは最低限避けたいのかなと思う」と話した。
また12日には、旧統一教会の友好団体「天宙平和連合」が、韓国・ソウルで世界の平和などについて話し合う大規模なイベントを開催。イベントの映像を見た鈴木氏は「教団側は日本からのお金で成り立っている。今回のイベントは大規模ではあるが、この程度のことは定期的にやっている」と指摘。
続けて「今回注目すべきは日本から行っていないこと。これまでだと日本の参院議長、元防衛庁長官であるとかそういう人が出ていたけど、今回は呼べなかったのではないか。日本からだとさすがに批判を浴びるのかなと」と分析した。
東京スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/93204d4cc27cfb9338d4880ca41e4dd065a17217