2022年3月8日、韓国・時事ジャーナルは「職場における男女の平等度を指標化した『ガラスの天井指数』で、韓国が10年連続最下位となった」と伝えた。
英誌エコノミストは毎年3月8日の国際女性デーに合わせ、「ガラスの天井」指数を発表している。学歴格差、賃金格差、労働参加、国会議員、育児休暇など10の指標を総合してランク付けするもので、点数が低いほど働く女性の環境が全般的に劣悪であることを意味する。今年は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち主要29カ国を評価した結果、韓国は29位だった。
13年にこの指数集計が始まって以来、韓国は10年連続で最下位を記録している。家父長制の文化が強いトルコ(27位)や日本(28位)よりも評価は低い。1〜5位はスウェーデン、ノルウェー、アイスランド、フィンランド、フランスで、上位は北欧の国が多い。
韓国は賃金格差29位、管理職29位、企業役員29位、労働参加28位、学歴格差28位、国会議員27位など、ほとんどの部門で低評価を受けている。記事は「韓国の女性は他の先進国の女性に比べて社会的権限が少なく、労働市場から疎外される水準が高く、深刻な所得不平等にあることを意味する」と説明している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国の20代女性は、義務を果たさないのに権利ばかり主張する最悪の世代だ」「女性が得する指数世界トップの間違いでしょ。軍隊には行かなくていいし、子供を産もうとしないし、自分だってお金を持ってないのに男性の経済力にケチをつける。韓国のフェミは世界最悪の集団だ」「能力がないだけなのに『ガラスの天井』だと?」「女性も軍隊に行けば(扱いが)良くなるよ」「同等の仕事をすれば同等に稼げるのに、それをしないのが悪いんでしょ。笑わせるな」などのコメントが殺到している。
一方で、「こういう記事が出ると必ず、男性がコメント欄で大騒ぎする(笑)」「コメント欄を見ていると、なぜ韓国が最下位なのかよく分かる」「コメント欄と合わせて完成される記事だね」というコメントも多数見られた。(翻訳・編集/麻江)
https://www.recordchina.co.jp/b890535-s39-c30-d0195.html