0001昆虫図鑑 ★
2021/12/14(火) 07:59:00.24ID:CAP_USER「コロナ専門病院であるソウル市立西南病院の204ある病床は感染者でいっぱいです。病院は感染者を見ているだけでなく、選別診療所、ワクチン接種、生活治療センターまで運営しており、最近の在宅治療の拡大により、病床の空きを在宅で待っている患者まで管理しています。このすべての仕事を既存の職員たちだけで何とかやり繰りしています。しかし、在宅待機の患者で、酸素飽和度測定器などの在宅治療キットを受け取れていない人は半数にものぼるのです。一人暮らしの高齢者は、在宅治療キットの使い方を聞いても分かりません。患者の具合が悪くなっても、自治体に病床を申請して、救急隊を呼べとしか言えないため、気が重いです」(ソウル市西南病院の看護師キム・ジョンウンさん)
13日午後1時、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)の全国保健医療労組で行われた記者会見に出席した新型コロナウイルス感染症の診療現場の労働者たちの声には、涙と絶叫が混じっていた。労働者たちは声を一つにして、政府が病床確保行政命令を下しても、病床に配置されて患者の世話をすべき医療スタッフが足りないと訴えた。原州(ウォンジュ)セブランス基督病院労組のキム・ヒョンテ支部長は「政府は、病院の病床を4%動員すればコロナ患者を1万人見ることができると語るが、熟練した医療人材がいなければ、いくら多くの病床を確保しても医療サービスは提供できない。現在の現場は阿鼻叫喚だ」とし「政府は病床数に埋没し、押さえるべきポイントを間違えている。行政命令を見ても人材については何の話もないが、患者を治療し世話するのは人間だ」と述べた。
保健医療労組はこの日の記者会見で、コロナ医療対応現場の証言を伝えるとともに、直ちに段階的日常回復を2週間中止することを提案した。そして医療人材を拡充し、公共と民間が協力するコロナ対応システムを改めて確立することを求めた。全国200あまりの医療機関の労働者が加入する保健医療労組は、段階的日常回復の開始以降、コロナ患者を見ている全国の病院の労組支部長による会議で問題点を聞き、このような提案をするに至ったと説明した。
同労組のナ・スンジャ委員長は「専門家たちはコロナが3年以上続くと予想しているが、長期的な対策を立てる時間が必要だ」とし「すべての対応を保健医療全体の10%を占めるに過ぎない公共医療が負担するというやり方から、残りの90%を担う民間が共に対応する公共・民間総力対応システムへと転換すべきだ」と述べた。ナ委員長は「それでも病床不足問題が解決できなければ、スウェーデンのように民間病床を提供させることも積極的に検討すべき」と付け加えた。保健医療労組は、こうした準備過程で政府、病院、医師協会、看護師協会、市民社会団体などからなる「汎社会総力対応協議体」が設置されれば参加する、との立場を明らかにした。
医師も、段階的日常回復を一時的に停止すべきだということで意見が一致した。大韓感染学会などの感染に関する複数の医学会はこの日午前、共同声明を発表し、その中で「政府は6日に私的な会合の人員制限などの措置を発表したが、対策が弱く、移動量の減少などにつながっていないと評価する」とし、「社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)の効果が出てくるまでには2週間以上の時間がかかり、直ちに流行規模を縮小するための対策が実施されなければ深刻な人命被害が発生する可能性がある。今は医療システムの対応力を確保するために(日常回復の)停止が必要だ」と指摘した。
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http://japan.hani.co.kr/arti/politics/41982.html