アメリカ協力してるからシナワクチンよりは信頼性あるんじゃないの。
https://toyokeizai.net/articles/-/450247 高端社製ワクチンは組換えタンパクワクチンに属し、アメリカ国立衛生研究所(NIH)から抗原を取得、技術協力の下で開発された。
同種のものでは、アメリカ・ノババックス社や塩野義製薬など各社で開発や治験が進んでいる。今回のコロナ禍で初めて使用された
ファイザー・ビオンテック社製やモデルナ社製のmRNAワクチンと違い、この種のワクチンは世界中で使用実績があるものだ。
アメリカも期待するワクチン輸出
さらに高端社製ワクチンに一層の期待が高まるニュースがあった。8月19日、台湾中央感染症指揮センター(台湾CDC)指揮官の陳時中・
衛生福利部長(厚生相)は、前日にアメリカ在台湾協会(AIT、実質的な台湾でのアメリカ大使館)のサンドラ・オウドカーク代表がCDCを訪れ、
新型コロナワクチンに関するアメリカと台湾両国の政策とワクチンパスポートを含む入国管理などについて話し合ったことを明らかにした。
議題には両国ワクチンの相互承認も含まれており、アメリカが高端社製について注目しているという。
NIHの強力なバックアップの下で開発されたワクチンなので、アメリカ政府が注目するのは当然のことだろう。ただ、このニュースは単に国民党を
中心とした台湾内の高端社製反対派や、中国へ牽制のサインとなっただけではない。今後、新型コロナワクチンでも、台湾は半導体のように
世界進出の可能性を示唆しているのだ。
中国がワクチン外交を各国で展開する中、アメリカとしても自国の「血を分けた」ワクチンが、自らの供給不足分をカバーできるかもしれない。
国際政治の面からも、台湾産ワクチンの動向は目が離せないのである。