(台北中央社)台湾と日本の人的交流に積極的に取り組み、日本政府から勲章を授与された黄天麟(こうてんりん)氏が19日、台北市内の病院で死去した。
日本統治時代の1929(昭和4)年、離島・澎湖県生まれ。台湾大学経済学科を卒業後、米国留学。帰国後、第一銀行に入行し、一行員から頭取、会長まで上り詰めた。また、李登輝(りとうき)政権下では国家安全会議諮問委員、陳水扁(ちんすいへん)、蔡英文(さいえいぶん)両政権下では総統府国策顧問を務めた。
近年は、台日の文化、経済交流促進を図る民間団体「台日文化経済協会」の会長として草の根交流の促進に貢献し、2017年春の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した。
(温貴香/編集:塚越西穂)
中央社フォーカス台湾 2021/05/20 13:52
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202105200002.aspx
2017年春の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した黄天麟氏
日本統治時代の1929(昭和4)年、離島・澎湖県生まれ。台湾大学経済学科を卒業後、米国留学。帰国後、第一銀行に入行し、一行員から頭取、会長まで上り詰めた。また、李登輝(りとうき)政権下では国家安全会議諮問委員、陳水扁(ちんすいへん)、蔡英文(さいえいぶん)両政権下では総統府国策顧問を務めた。
近年は、台日の文化、経済交流促進を図る民間団体「台日文化経済協会」の会長として草の根交流の促進に貢献し、2017年春の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した。
(温貴香/編集:塚越西穂)
中央社フォーカス台湾 2021/05/20 13:52
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202105200002.aspx
2017年春の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した黄天麟氏