2021-01-13 15:07:47
https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=77951
韓国柔道の看板選手、アン・チャンリムは13日、柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会の男子73キロ級決勝戦で、日本の橋本壮市と対戦し、延長戦の末、反則勝ちで優勝しました。
アン・チャンリムが国際大会に出場したのは11か月ぶりですが、この優勝で健在をアピールし、東京オリンピックの出場権をかけたランキングポイント1800点を獲得しました。
京都出身の在日韓国人3世 のアン・チャンリムは、2013年まで日本で活躍しましたが、日本代表チームの帰化要請を断り、2014年に韓国に渡りました。
橋本とは2013年の全日本学生選手権大会の決勝戦を戦って勝利し、その後2度の対戦ではどちらも敗れましたが、2018年5月のグランプリと同年9月の世界選手権の決勝では勝利しています。
ただ、今大会には、73キロ級で2016年リオデジャネイロオリンピック金メダリストの大野将平は出場していません。
アン・チャンリムが東京オリンピックでメダルを獲得するためには、橋本と大野の壁を越えなければならないとされています。