(嘉義中央社)留学していた娘を亡くした台湾人男性が韓国政府に飲酒運転への厳罰を求めている。娘は今月初め、ソウルで飲酒運転の犠牲となり、帰らぬ人となった。28歳だった。男性は24日、中央社の電話取材に応じ、飲酒運転の罪の重さを韓国政府に重視してもらいたいとし、これが娘のためにできる最後のことだと語った。
韓国政府の請願サイトでは、亡くなった娘の友人が署名運動を23日に開始。飲酒運転は殺人行為だとして厳罰を求める趣旨で、25日昼には賛同署名が4万件に達した。来月23日までに20万件を超えれば、担当機関に受理される。
男性は署名への参加を知人に呼び掛けており、次の犠牲者を出したくないと願う考えを示した。
(姜宜菁/編集:楊千慧)
中央社フォーカス台湾 2020/11/25 13:45
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202011250003.aspx
曽慶暉さん(右)と愛娘の以琳さん=曽慶暉さん提供