2020.11.23 10:04
https://www.insight.co.kr/news/313301
今日(23日)は北朝鮮が延坪島に無差別砲撃をした『延坪島砲撃戦』10周年です。
今日は領土守護のために犠牲を惜しまなかった護国英雄たちを振り返る1日になりそうです。
今から10年前の2010年11月23日、西海北端の延坪島は北朝鮮の砲撃で火の海に変わってしまった。
当時北朝鮮軍は我が海兵隊の海上射撃訓練に反発して、放射砲(※北朝鮮での多連装ロケット砲)170発余りを延坪島の民間施設及び軍付帯施設に無差別的に奇襲爆撃した。
激しく降り注ぐ砲撃が作り出した衝撃と轟音は平和だった延坪島を修羅場にしてしまった。
砲撃現場にいた人々は衝撃で身体が吹き飛ばされて、各種破片を身体に受けて意識を失った。砲弾が出す轟音で鼓膜に深刻な被害を負った人も1、2人ではなかった。
結局北朝鮮の砲撃によって海兵隊員2人と民間人2人が死亡して、20人余りが重軽傷を負った。
当時22歳に過ぎなかったソ・ジョンウ下士は除隊を目の前にして末年休暇(※除隊前の最後の休暇)出発する途中に引き返して命を失った。
一緒に戦死したムン・グァンウク一兵は入隊3ヶ月にもならない兵士だった。当時ムン一兵は砲撃前、母親に「私はうまくやっています」と話したことが伝えられた。
延坪島砲撃10周年を迎えて、延坪島現地と国立大田顕忠院では追悼式が進行される予定だ。
北朝鮮の砲撃で死亡した故ソ・ジョンウ下士とムン・グァンウク一兵の遺族も出席する。
今日くらいは大韓民国の領土守護のために先頭に立った延坪島戦闘英雄たちのための追悼の時間をちょっと持ってみよう。