韓国において、家庭内暴力が次第に増えている一方、拘束率は1%に過ぎないことが分かった。2015年から2019年にかけて、家庭内暴力犯は25万人ほどが検挙されたが、このうち1%しか拘束されていなかった。
共に民主党のイ・ヒョンソク(李炯錫)議員が警察庁から提出を受けた家庭内暴力犯の現況分析資料によると、2015〜2019年にかけて家庭内暴力事犯として検挙されたのは24万9366人で、このうち計2334人が拘束された。つまり家庭内暴力で拘束されたのは、全体検挙人数の1%に過ぎなかったわけだ。
拘束率は低かったが、家庭内暴力は着実に増加していた。家庭内暴力事犯が2017年に比べて2019年は2万人以上増加したことが分かった。資料によると、2015年に4万7543人だった家庭内暴力事犯は2017年には3万8000人台に減少したが、2019年には5万9472人と急増した。
性別や年齢別に分析すると、2015年以降に検挙された家庭内暴力事犯25万人ほどの被害者のうち、74.5%(15万4517人)が女性であることが分かった。20代以下の世代と60代以上の老人を対象にした家庭内暴力も引き続き増加している。
さらに、警察が管理する家庭内暴力再発憂慮家庭は6月基準で1万2751世帯に達し、このうち危険等級に該当するA等級の家庭は5176世帯であった。
李議員は「家族間暴力が年平均4万1454件以上発生し、韓国社会の‘家族'という価値が崩れている」とし「昨年大幅に増加した状況についての原因を検討する際、政府と自治体は事前予防と被害者保護方案を考える必要がある」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d871a58933ff38b26fa7f002091f8a0305885e11
共に民主党のイ・ヒョンソク(李炯錫)議員が警察庁から提出を受けた家庭内暴力犯の現況分析資料によると、2015〜2019年にかけて家庭内暴力事犯として検挙されたのは24万9366人で、このうち計2334人が拘束された。つまり家庭内暴力で拘束されたのは、全体検挙人数の1%に過ぎなかったわけだ。
拘束率は低かったが、家庭内暴力は着実に増加していた。家庭内暴力事犯が2017年に比べて2019年は2万人以上増加したことが分かった。資料によると、2015年に4万7543人だった家庭内暴力事犯は2017年には3万8000人台に減少したが、2019年には5万9472人と急増した。
性別や年齢別に分析すると、2015年以降に検挙された家庭内暴力事犯25万人ほどの被害者のうち、74.5%(15万4517人)が女性であることが分かった。20代以下の世代と60代以上の老人を対象にした家庭内暴力も引き続き増加している。
さらに、警察が管理する家庭内暴力再発憂慮家庭は6月基準で1万2751世帯に達し、このうち危険等級に該当するA等級の家庭は5176世帯であった。
李議員は「家族間暴力が年平均4万1454件以上発生し、韓国社会の‘家族'という価値が崩れている」とし「昨年大幅に増加した状況についての原因を検討する際、政府と自治体は事前予防と被害者保護方案を考える必要がある」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d871a58933ff38b26fa7f002091f8a0305885e11