SNS(会員制交流サイト)などを利用して韓国国内に麻薬を供給した疑いが持たれている女(44)が、米国で逮捕されてから3年10か月ぶりに韓国に強制送還された。女は国内の麻薬販売人の間で「麻薬女王」と呼ばれていた。
ソウル中央地検強力部(キム・ホサム部長)は16日、麻薬類管理法違反などの容疑でこの女を逮捕・起訴したと発表した。女は2015年1月末から10月にかけ、国際郵便などを利用して米国から覚せい剤の一種「メタンフェタミン」95グラムと大麻6グラムなど2300万ウォン(現在のレートで約202万円)相当の麻薬類を国内に密輸した疑いが持たれている。国内には先月31日に移送されたという。
女はオンラインで知り合った共犯者らと、中国の代表的なメッセンジャーアプリ「ウィーチャット(微信)」を用いて連絡を取り合い、麻薬を搬入していたことが分かった。女はオンライン上で「アイリス(IRIS)」というハンドルネームで活動し、14回にわたって国内に麻薬を送った、と検察は説明した。
検察は2015年、米国発の航空特送貨物の中から、女が発送した麻薬類14件を摘発し、女の身元情報を特定した上で逮捕状を取った。その後、女の行方を追跡し、警察庁からインターポール(国際刑事警察機構)を通じて国際手配を要請した。米国の強制追放局は16年6月、女をロサンゼルスで検挙したが、犯罪人引き渡し及び人身保護請願など米国の司法手続きに則ったため送還日程が遅延した。
護送チーム3人を米国に派遣して女の身柄引き渡しを受けた検察は、女の韓国入国後、直ちに新型コロナウイルスの検査を実施した。女は陰性と判定され、潜伏期間の2週間が過ぎた今日、逮捕・起訴された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00080305-chosun-kr
4/16(木) 20:14配信 記事元 朝鮮日報
ソウル中央地検強力部(キム・ホサム部長)は16日、麻薬類管理法違反などの容疑でこの女を逮捕・起訴したと発表した。女は2015年1月末から10月にかけ、国際郵便などを利用して米国から覚せい剤の一種「メタンフェタミン」95グラムと大麻6グラムなど2300万ウォン(現在のレートで約202万円)相当の麻薬類を国内に密輸した疑いが持たれている。国内には先月31日に移送されたという。
女はオンラインで知り合った共犯者らと、中国の代表的なメッセンジャーアプリ「ウィーチャット(微信)」を用いて連絡を取り合い、麻薬を搬入していたことが分かった。女はオンライン上で「アイリス(IRIS)」というハンドルネームで活動し、14回にわたって国内に麻薬を送った、と検察は説明した。
検察は2015年、米国発の航空特送貨物の中から、女が発送した麻薬類14件を摘発し、女の身元情報を特定した上で逮捕状を取った。その後、女の行方を追跡し、警察庁からインターポール(国際刑事警察機構)を通じて国際手配を要請した。米国の強制追放局は16年6月、女をロサンゼルスで検挙したが、犯罪人引き渡し及び人身保護請願など米国の司法手続きに則ったため送還日程が遅延した。
護送チーム3人を米国に派遣して女の身柄引き渡しを受けた検察は、女の韓国入国後、直ちに新型コロナウイルスの検査を実施した。女は陰性と判定され、潜伏期間の2週間が過ぎた今日、逮捕・起訴された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00080305-chosun-kr
4/16(木) 20:14配信 記事元 朝鮮日報