ステルス戦闘機「F35」が配備され、北朝鮮の新型弾道ミサイルや超大型放射砲の第1標的に浮上している清州基地に、韓国軍がパトリオットミサイル「PAC-3」を緊急配備していたことが分かった。
現在までに韓国全土約10の空軍基地のうち、パトリオットミサイルが配置されている基地は半分にも満たず、ミサイルの数も有事に必要な規模に大きく及ばない。有事の際、対北戦略打撃能力の核心である韓国空軍基地の大部分が北の新型ミサイルや放射砲の脅威に無防備な状態で露出していると指摘する声がある。
韓国政府筋は1日、「F-35ステルス機が続々と導入されている清州基地に昨年末パトリオットミサイル用の砲台1基を緊急配備した。これは北朝鮮の新型ミサイルと放射砲が清州基地を優先的に狙っているという評価に基づくもの」と伝えた。この砲台は、他の空軍基地にあったものを移設したもので、PAC-3とPAC-2を運用しているという。
ユ・ヨンウォン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020040180151
2020/04/01 13:33