[台北 30日 ロイター] - 台湾の外交部(外務省)は30日、新型コロナウイルスの感染例や予防措置の詳細について台湾が世界保健機関(WHO)に提供した情報が他の加盟国に共有されていないと批判した。
台湾は中国の反対でWHOに加盟できず、新型コロナへの対応を巡りWHOへの批判を強めている。
WHOは29日、台湾について異例の声明を発表し、台湾の感染状況を注視していると表明。台湾の対策から教訓を得ていると主張した。
これに対し、台湾外交部の報道官は「(WHOは)政治的な理由で台湾に課せられている不当な制限について、見直しと改善を続ける必要がある」と発言。台湾は新型コロナの発生直後からWHOにすべての情報を提供しているが、WHOが毎日更新している状況報告書に一度も掲載されたことがないと批判した。
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Newsweek 2020年03月30日(月)19時42分 記事元 ロイター
3月30日、台湾の外交部(外務省)は、新型コロナウイルスの感染例や予防措置の詳細について台湾が世界保健機関(WHO)に提供した情報が他の加盟国に共有されていないと批判した。写真は台湾・桃園の工場で、台湾旗柄のマスクをつけた女性(2020年 ロイター/Ann Wang)
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