新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大により欧州各国で最悪の被害を受けているイタリアが韓国の新型肺炎対応モデルに従う準備ができていると現地メディアが20日に伝えた。
イタリア保健省のリッチャルディ諮問官はこの日イタリア紙ラ・レプブリカとのインタビューで、韓国の新型肺炎対応モデルを研究するためのスタディグループを稼動したと伝えた。リッチャルディ諮問官は世界保健機関(WHO)理事会メンバーでもある。
具体的にイタリアは政府レベルで新型肺炎の感染拡大速度を遅らせるため、感染者と接触した人を追跡し検査で陽性判定が出ればすぐに隔離する方法を取るための研究チームを構成する方針だ。
リッチャルディ諮問官はインタビューで「この数日間イタリアと韓国の新型肺炎関連グラフィックを比較・分析してきた。見れば見るほど韓国の対応戦略に従うべきと確信される」と話した。彼は「保健相の同意を得てイタリアもこれを採択すべきと提案するだろう」と説明した。
新型肺炎に対応するための「韓国式モデル」が採用されるならば、対象地域はイタリア全域になるだろうとリッチャルディ諮問官は説明した。
イタリア保健当局によるとこの日基準でイタリアの新型肺炎累積感染者数は4万7021人だ。前日と比較して5986人増えた。累積死亡者数も4032人に達する。
韓国は21日基準で総感染者は8799人、死亡者は104人だ。
中央日報日本語版
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3/22(日) 9:27配信