【ソウル聯合ニュース】韓国政府は世界保健機関(WHO)と新型コロナウイルスの専門家会議を開く。韓国で専門家が主導する会議にWHOが参加したいとの意思を示したという。
韓国政府の中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)副本部長は17日の定例会見でこの研究について、「あす準備会議が開かれ、国内の専門家や関係機関のほか、WHO本部から専門家2人が緊急来韓し、この研究について参観、もしくは参加する」と明らかにした。
この研究は韓国の国立中央医療院が主管する。
権氏は韓国の研究結果が世界各国に対する新型コロナウイルスの対応指針や勧告を作成する上で根拠資料になると判断し、WHOが協力を要請したとみられると説明。「国内患者の臨床経過、ウイルス学的・免疫学的な特性の研究がWHOを通じ、世界の新型コロナウイルスの防疫に役立つという観点からWHOの提案を受け入れた」と述べた。
研究は1人の患者の検体を時間単位で確保し、免疫学的・ウイルス学的・血清学的な特性などを分析する方法で行われる。WHOが示した研究プロトコルは患者の血液、小便、大便、呼吸器の検体を定期的に確保し、ウイルスの量や発症・消滅時期などを調べる方法だ。個別患者のデータが必要なため、患者の同意を得て行う。
権氏は「他国の経験を学び、これに基づいて対策を変更しながら柔軟に対応することが現在の各国の防疫機関が行っている活動」として、「今後、各国の対応戦略づくりにも役立つと思う」と述べた。
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20200317004400882?section=news
聯合ニュース 2020.03.17 17:20
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