? 中央日報/中央日報日本語版2020.03.17 14:32
現代商船によると、同社の2月の中国発物流量は前年同月比で50%減少した。現代商船の関係者は「中国を出発して米国と欧州に運ぶ物流量が会社全体の50%以上を占めるが、新型コロナの影響で中国の工場が停止し、物流量が大幅に減少した」と説明した。
◆運賃下落で零細会社が倒産の危機
物流量が減少したことで運賃指数も下落している。中国発コンテナ運賃指数(CCFI)は昨年末970水準だったが、13日には898.44まで下落した。貨物船の運賃を代表するバルチック・ケープ指数(BCI)は1999年の集計開始以降、初めてマイナスとなった。
業界トップの現代商船はまだ状況が良い方だ。中国工場と共に閉鎖された港湾が再開され、生活必需品を中心に短期的ではあるが米国と欧州の需要がある。グローバル連合体「ザ・アライアンス」を通じて船舶運用調節も可能だ。
しかし多くの中小規模の船会社は厳しい財政事情の中で運賃までが大きく下落し、倒産危機に追い込まれている。業界5位の興亜海運は10日、ワークアウト(企業改善作業)を申請した。韓国海洋振興公社が1500億ウォン規模の金融支援策を出したが、融資資格に達しない零細業者が多く、業界の雰囲気は沈んでいる。
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