(ジャカルタ中央社)台湾を国として認めるようニュージーランド政府に求める請願書が同国の一般市民から提出され、署名が締め切られた台湾時間3日午後7時までに6万5630人の支持を集めた。
請願書は同国議会のウェブサイト上に先月7日に掲載され、署名が始まっていた。文中では、同国が戦いを通じて民主主義を勝ち取った歴史に言及した上で、「だがわれわれは中国、もしくは中華人民共和国によって『一つの中国政策』の受け入れを迫られ、中華人民共和国を唯一かつ真の中国として承認することを強要されている」と指摘。「たとえ貿易パートナーを失うとしても、台湾を国家として正式に承認するべき」と訴えた。
同国議会の規定では、立案に必要とされる署名数の条件は設けられておらず、発起人は署名締め切り後、国会議員に国会への請願書提出を要請できる。関連の委員会は議論の後、話し合いの結論や政府への提言を国会で報告することになっており、これを受けた政府は一定期間内に回答する必要がある。
(石秀娟/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202002040009.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/02/04 18:57