与党に入党、報恩・沃川から出馬
野党「共に民主党は世襲政党」と批判
故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の娘婿クァク・サンオン弁護士が22日、与党・共に民主党に入党した。クァク・サンオン弁護士は第21代総選挙で忠清北道報恩郡・沃川郡・永同郡・槐山郡から立候補すると発表した。
同弁護士は同日、国会で記者会見を開き、「世の人々はまだ私のことを盧武鉉元大統領の娘婿として見ている。しかし、今日からは私自身の名に、私が私であることの証明を見いだしていく。それが数多くの人々が後に付き従おうとしている義父の大きな政治と意味を継ぐことだ」と述べた。出馬地域については「忠清北道永同郡は100年以上にわたり私の祖先が暮らしていた、私の祖先の魂があるふるさとだ」と語った。
また、「盧武鉉元大統領の逝去が政治の道に入る決心に影響しているのか」という報道陣の質問に、同弁護士は「影響は当然ありましたが、それがすべての理由ではない」と答えた。盧武鉉元大統領の娘であり、自身の妻であるノ・ジョンヨンさんについては「選挙の現実を多少知っているので、とても心配している」と言った。その上で、「(盧武鉉元大統領夫人の権良淑〈クォン・ヤンスク〉さんが)大変励ましてくださった」とも語った。
これに対して、野党・自由韓国党の沈在哲(シム・ジェチョル)院内代表は「文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の『父子世襲』、盧武鉉元大統領の『義父・娘婿世襲』を見ると、共に民主党は『家族専門世襲政党』だ。国民の常識に反している」と批判した。
崔燕真(チェ・ヨンジン)記者
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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2020/01/23 10:20