台湾は1971年に国連を脱退し、WHOには未加盟。2009年から16年まではWHO総会にオブザーバー参加していたが、17年以降は中国の圧力を背景に出席できていない。
蔡総統は「台湾は世界の一部であり、2300万人の台湾の人々は地球上のその他の片隅と同様、いつでも健康リスクにさらされている」と言及。「台湾は国際防疫の第一線にあり、WHOには台湾が参加できる空間が必要だ」と主張した。
中国に対しては、正確な感染症情報を台湾と共有すべきだとし、「政治的思惑を人民の保障より優先してはならない」と呼び掛けた。
林佳龍交通部長(交通相)が22日午前、感染対策チーム関係者に伝えた情報によると、29日までに訪台予定の武漢の団体客は10組、計178人だという。
▽武漢への渡航、警戒レベルを引き上げ
台湾で対中国政策を担当する大陸委員会は21日付で、武漢市への渡航に注意を促す警戒レベルを1段階引き上げた。不要不急の渡航は控えるよう呼び掛けている。
(余暁涵/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202001220004.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/01/22 14:59
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蔡総統(右)