【ソウル聯合ニュース】韓国国会は13日の本会議で、次期首相に指名された与党「共に民主党」国会議員の丁世均(チョン・セギュン)前国会議長の任命同意案を賛成多数で可決した。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年12月17日に同氏を指名してから29日での可決。李洛淵(イ・ナクヨン)首相に続き、文政権2人目の首相となる。国会議長経験者の首相起用は初めて。
最大野党「自由韓国党」の議員は反対する方針で議決に臨んだ。
同党は立法府の長を経験した丁氏が行政府のナンバー2に就任するのは三権分立を損なうなどとして、任命に反対してきた。
文大統領は経済通として知られる丁氏を内閣の首長に充てることで、文政権の最大の難題となっている経済回復に打ち込む姿勢を示した。
丁氏は全羅北道出身。双竜グループに17年間身を置き、役員も務めており、経済界での豊富な経験を持つ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では産業資源部(現・産業通商資源部)長官にも就いた。
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聯合ニュース 2020.01.13 19:47
国会本会議に出席した丁世均氏=13日、ソウル