(台北中央社)台湾を国として認めるよう米政府に求める案が米ホワイトハウスの請願サイト「ウィー・ザ・ピープル」に寄せられ、台湾時間12日午後4時現在、約4万9800人の署名を集めている。外交部(外務省)の欧江安報道官は同日、米国民の自発的な行為であり、政府はこれを尊重すると中央社の記者にコメントした。
請願書は「米国は台湾が60年以上にわたって独立国であり続けてきたことを正式に承認すべき」と訴えるもので、「K.W.」と名乗る人物が7日に提出した。30日以内に10万人分の署名が集まれば、米政府は60日以内に何らかの回答をすることになっている。締め切りは11月6日。
欧氏は、今後の成り行きを注視する同部の姿勢を示した上で、これからも既存の良好な協力体制を通じて各分野における米とのパートナー関係を深化させたいと述べた。
ドイツでも先月、同国政府に台湾との国交樹立を求める請願書の署名が始まり、今月3日、議会で議論されるための条件となる5万人を突破した。
(侯姿瑩/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201910120002.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/10/12 16:07