アフリカ豚コレラは先月17日に韓国で初めて坡州市の養豚場で発生し、今月3日までに計13例の感染が確認された。農林畜産食品部によると、アフリカ豚コレラの潜伏期間は通常4〜19日で、1例目の養豚場を襲ったウイルスの潜伏期間は過ぎている。
そのため、この先新たにアフリカ豚コレラが発生するとすれば、2例目から13例目までが発生した養豚場のウイルスが何らかの原因でほかの養豚場に広がった2次感染の可能性や、外部から新たに流入した可能性などが考えられる。
アフリカ豚コレラは韓国での発生地が京畿道北部に限定されており、政府は同地域のすでに発生した養豚場から感染が広がる2次感染を懸念している様子だ。空港や港湾の検疫と移動規制を実施しているため、現時点で外部、特に北朝鮮から新たにウイルスが流入する可能性は比較的低いと判断している。
農林畜産食品部は京畿道、仁川、江原道の重点管理地域で消毒車両303台を用いて養豚場や主要道の消毒を実施した。また、京畿道北部10市・郡の畜産関係車両の地域外への移動を禁じる規制を維持し、違反した3台を摘発した。
防疫当局はアフリカ豚コレラの発生養豚場13カ所から半径3キロ以内にある養豚場など計599カ所を対象に精密検査を行い、全て陰性との判定を得た。
それでも当局は気を緩めていない。農林畜産食品部の関係者は、現段階でアフリカ豚コレラの終息宣言は検討していないとし、「今なお危険な状況とみて、防疫に最善を尽くしている」と話した。
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20191008002000882?section=society-culture/index
聯合ニュース 2019.10.08 15:36
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養豚場付近での消毒作業の様子(忠清南道提供)=(聯合ニュース)