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2019/09/20(金) 19:10:42.20ID:CAP_USER2019/09/20 09:40
発生地訪問車両、慶尚北道・全羅南道出入り…全国へ拡散の懸念も
環境部「北朝鮮からの川の水検査する」
発生農家近くのイノシシも調査へ
アフリカ豚(とん)コレラ(ASF=African Swine Fever)が国内で発生して三日目の19日、防疫当局は依然として感染経路をつかめずにいる。韓国政府は、北朝鮮から入ってきた可能性に重点を置き、北朝鮮から流れてくる河川水のウイルス検査を推進することにした。
環境部は国防部の協力を得て、北朝鮮から流れてくる臨津江・漢灘江・漢江の河口などでサンプルを採取してASFウイルス検査を実施する予定であることを同日、発表した。アフリカ豚コレラが発生した京畿道坡州市と同漣川郡の養豚場は漢江の河口からわずか2キロメートルの距離だ。既に養豚場周辺の小さな河川については、ウイルス汚染の有無を分析しているところだ。環境部関係者は「河川水のウイルス検査は検出率が比較的低いが、ウイルスの有無は確認できる」と話す。発生が確認された養豚場近くのイノシシに対してもウイルス感染の有無を検査する。今月17日にアフリカ豚コレラが最初に発生した坡州市内の養豚場周辺にはイノシシがいないが、18日に2番目に確定判定を受けた漣川郡内の養豚場周辺にはイノシシが多く生息していることが分かった。
アフリカ豚コレラがこの養豚場2カ所以外に発生していないことから、全国に下されていたブタの一時移動中止命令は同日午前6時30分に解除された。
しかし、アフリカ豚コレラのウイルスの潜伏期間が最大約2週間であることを考えると、今月末までは安心できない状況だ。
特に、アフリカ豚コレラが発生した養豚場に出入りしていた車が慶尚北道・全羅南道など南部地方まで行き来していたことが確認され、全国に広がる懸念も出てきた。アフリカ豚コレラが発生した養豚場2カ所と車両の往来など行き来があった養豚場や施設は合計507カ所あると把握されている。養豚場に近い京畿道・江原道のほかにも、忠清南道(19カ所)、忠清北道(3カ所)、慶尚北道(3カ所)、全羅南道(4カ所)などにも広がっている。電話で予察した507カ所はすべて異常がなかったが、時間の制約上、精密な検査が完了したのは56カ所に過ぎない。農林畜産食品部関係者は「検査員が一日に養豚場数カ所を訪問することが防疫の上で負担になっており、一日に養豚場1カ所を訪問すると詳しい検査のペースが落ちてしまう。疫学関係(交流)がある養豚場については21日間の家畜移動制限措置を下す」と語った。
一方、ソウル市教育庁は同日、学校現場に対し、アフリカ豚コレラ拡散や長期化に備え、牛肉や鶏肉、鴨肉などの代替食材を用意するようにしたと明らかにした。教育庁関係者は「今月使用する給食の食材は既に注文しており、すぐには影響がないが、来月に備えて各学校に代替の食材を用意するよう指示した」と語った。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019092080009