▲共に民主党イ・インヨン院内代表が6日午前、国会院内代表会議室で開かれた院内対策会議-常任委幹事団連席会議に参加している。[聯合ニュース]
共に民主党が日本経済報復への対応の必要性を強調して独立運動史を前面に出している。一種の「独立運動マーケティング」だ。
6日、国会民主党院内代表会議室の壁面には過去、抗日運動の先頭に立った安重根(アン・ジュングン)義士の拇印と共に「独立」と書かれた安義士の遺墨がかかった。民主党は「韓日経済戦争、与野党の違いはありません!」という文も同時に入れた。
安重根義士の背景膜を後にして院内対策会議を継続したイ・インヨン民主党院内代表は「日本の経済挑発で始まった経済韓日戦に臨み、国民の皆さんの総意は『再び負けるのはやめよう、再び勝ち抜こう』で高揚している。国民の主張は鎖国ではなく、愛国の道であり、衛正斥邪(正を衛(まも)り邪を斥(しりぞ)ける)ではなく、技術独立、部品・素材・装備産業自立の道」と強調した。
▲イ・ヘチャン共に民主党代表が5日、ソウル汝矣島(ヨイド)国会で開かれた最高委員会議で発言している。「今日の大韓民国は違います。再び負けません」と背景に書かれている。
[ニュース1]
これに先立つ4日、民主党党代表会議室には「今日の大韓民国は違います。再び負けません」と書かれた背景膜ができた。以前あった「民生平和正義国民と共に新しい100年」との文句が変わったことで、背景色も民主党象徴色の青色でなく太極旗の背景に交換された。
アン・ジュングン、太極旗・鎖国・衛正斥邪・愛国…。最近、日本経済報復に対応する民主党は100年前、独立運動した時を思い出させる。実際、党内でも抗日運動と今日の日本の経済報復対策を同一線上に置いたような発言を続けている。
イ・インヨン院内代表は去る4日、高位の党政協議会で「3・1運動100周年、臨時政府100周年をむかえて『第2の独立運動』精神で韓日経済大戦に必ず勝利する」と強調した。民主党関係者によれば「韓日経済戦」という単語はイ・インヨン代表が直接考え出したアイデアと言う。イ院内代表は「国会は当面する日本の経済侵略に対抗して『経済臨時政府』を自認するという非常な覚悟で臨まなければならない」とも言った。
(中略)
一部では民主党の独立運動借用がやりすぎではないかとの指摘もある。過去の歴史に没入し、さらに国際情勢の中の韓日関係の未来をのがすのではないかという憂慮だ。ナ・ギョンウォン韓国党院内代表は「外交的摩擦は外交的解決法で解くべきなのに、これを経済的孤立化に持っていくことはもう一つの鎖国主義になって私たちの経済を亡ぼしかねない」と指摘した。
イ・ウリム記者
ソース:中央日報(韓国語)<今度はアン・ジュングン拇印・・・'独立運動マーケティング'出た民主党>
https://news.joins.com/article/23544954