中国の製造現場で人手不足と人件費上昇が深刻になっているのを背景に、自動化やIT(情報技術)化が広がり始めた。政府はハイテク産業育成策「中国製造2025」で、工場でのロボット導入を支援して産業の高度化を進めるとともに、ロボットの国産比率の向上にも力を注ぐ。中国では足元で工作機械などの需要が落ち込むが、長期的には市場拡大が見込まれる。ただ中核部品を日本製に頼るなど国産化の推進には壁も高い。
低賃金で…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47667160T20C19A7FFE000/