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2019/05/01(水) 15:03:35.89ID:CAP_USER大法院1部(主審クォン・スンイル大法官)は児童・青少年の性保護に関する法律に基いて偽計など姦淫ㆍ強制醜行の疑いで起訴されたクォン某(54)氏に懲役6年を宣告して、40時間の性暴力治療プログラム履修を命令した原審を確定したと29日明らかにした。また5年間個人情報を公開して、児童ㆍ青少年関連機関に就職することができないようにした。
クォン氏は去る2014年3〜12月に合宿指導していた教え子A君(当時17歳)と彼の弟、友人など計3人の未成年者を性暴行した疑いなどで裁判に掛けられた。一歩遅れて被害の事実を知ることになったA君の父親が警察に申告して、2017年12月クォン氏は拘束された。
■表では後援者、実際には性犯罪
クォン氏と被害者のA君は2011年にある音楽番組で縁を結んだ。その後クォン氏は彼を育ててあげると後援を申し入れた。2013年A君は高校進学と共にソウルに上京して、クォン氏の家で生活して声楽を学んだ。
翌年から悪夢が始まった。判決文によれば家庭の事情でちゃんとした声楽教育を受けるのが困難なA君は後援者であるクォン氏の要求を拒絶するのが難しかったという。ちょっとでも言うことを聞かなければクォン氏は出て行けと炎のように火を出したとA君は捜査機関で供述した。クォン氏はA君だけでなく彼の弟や友人にも醜行を数回犯したことが調査された。
1審はクォン氏に懲役7年を宣告した。1審裁判部は「被害者は専門的な声楽教育を受けるのが困難な環境にあり、声楽家として成功するための助けを切実に望んでいたという点を利用して軽い程度の醜行を繰り返して、被害者が逃れることのできない段階で性暴行した」と判断した。
そして「被告人は被害者の弟と友人を相手にも醜行を犯して性欲排出の対象にした」として「更に被害者が公演で得た収益を保管してこれを被害者と両親に知らせず、経済的な利益を追求する姿まで見せた」と指摘した。
■声楽を学ぼうとする切実さを利用…被害者のショックと苦痛
クォン氏はA君が被害を受けたと供述する日付などが明確でなく、犯行後にも親密な関係を維持していた点を持って無罪を主張したが、受け入れられなかった。法院は「被害者がクォン氏の全面的な保護・監督の下にあり、助けを受けなければならない状況だったのを考慮しなければならない」と受け入れなかった。クォン氏の他の教え子たちも捜査機関と法廷で『普段クォン氏が性醜行と性戯弄を事とした』という趣旨で供述した。
しかし、2審はA君の弟に対する醜行容疑を無罪と判断して懲役6年に減刑した。弟の供述に一貫性が無くて信じることが難しいという理由だった。
2審裁判部は「クォン氏は声楽家を志望する青少年である被害者を指導する際に何度も犯行を犯した」として「各犯行と被害者の年齢、被害者と被告人の関係などを見た時、罪質が良くない。被害者は相当なショックと苦痛を受けたものと見られる」と明らかにした。大法院もクォン氏の上告を棄却して2審判決を確定した。
2019.04.29 17:47
https://news.joins.com/article/23453440