韓国3大芸能企画会社の営業利益が昨年に続きことしも50%以上増加するものと予測された。
11日、投資分析ソリューション提供企業「FnGuide」によるとSMエンターテインメント・JYPエンターテインメント・YGエンターテインメントの3大企画会社の1ー3月期営業利益のコンセンサスは合計196億ウォン(約19億円、SM 87億ウォン、JYP 68億ウォン、YG 42億ウォン)で昨年同期より43.5%増加したものと推定された。
これらの企画会社のことしの営業利益は1303億ウォン(SM 608億ウォン、JYP 448億ウォン、YG 246億ウォン)と予想された。これは昨年に比べ51.5%増加した規模だ。3大企画会社の昨年の営業利益も前年より54.6%増えた860億ウォン(SM 477億ウォン、JYP 287億ウォン、YG 95億ウォン)だった。
更にボーイズグループ防弾少年団(BTS)の所属会社BigHitエンターテインメントまで加えて比較すると営業利益増加率ははるかに高い。これらの企画会社4社の昨年の営業利益は1501億ウォン(BigHit 641億ウォン)で前年より70.3%も増加している。BigHitは非上場企業のため証券街で通用する実績展望値はまだないが、ハナ金融投資はBigHitのことしの営業利益は昨年より40.3%増加した900億ウォンに及ぶと予想した。
一方、国内の主なKOSPI(韓国総合株価指数)・KOSDAQ(コスダック)上場企業262社のことしの営業利益は159兆3534億ウォンで昨年より11.9%減少するものと予測された。
韓国企業の実績不振の憂慮が高まる中、エンターテインメント産業は高い成長傾向が期待され、「V.Iゲート」で損なわれた投資心理が回復するか注目される。また、「V.Iゲート」でエンターテインメント企業の株価が急落したが、該当上場企業のファンダメンタル(基礎体力)が損なわれたとは見なしがたいという分析もある。
YGエンターテインメントも国税庁の特別税務調査を控えているため不確実性はあるが、まだ未来を速断するのは早いというのが証券会社の展望だ。
ハナ金融投資のイ・ギフン研究員は「YGの核心的イシューは結局、グループBIGBANG(ビッグバン)の日本ツアー収入だが、元々最もファンが少ないV.Iが脱退したからと言って日本ツアーの規模が減ることはないだろう」と予想した。続けて「国税庁の特別税務調査にともなう不確実性のため投資家はYGに対して保守的な観点からアプローチするしかないが、今回の税務調査がYGという企業の存在を根幹から揺るがすほどでなければ低評価による魅力が浮上するだろう」という診断も出した。
以下ソース先で
https://japanese.joins.com/article/259/252259.html?servcode=700&sectcode=740